スタートは名鉄「知多半田」駅(スタート地点は走力や走りたい距離に応じて変えてください)。約1.7km北に走ると、「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」などの童話でおなじみの「新美南吉の生家」があります。昭和62年に復元・公開され、家の中も見学できます(無料)。
新美南吉の生家から細い路地を通って北へ進み、つきあたりに流れる川が旅ランのメインスポット矢勝川堤です。
川沿いに咲き誇る300万本の彼岸花を眺めながら散策路を走ることができます。混雑時はスロージョギングでゆっくり楽しみましょう。
矢勝川堤を3分の1ぐらい進んだところに「新美南吉記念館」があります。興味のある方は入館してみましょう。
彼岸花は弘法橋付近で終わり。散策路を折り返して赤レンガ建物へ。明治時代にカブトビールの製造工場として稼働していた「半田赤レンガ建物」は、現在はビアホールやショップなどが入る施設に生まれ変わっています。
赤レンガ建物で休憩したら、一路 紺屋海道経由で半田運河方面へ。
半田運河周辺は、江戸時代から醸造業を中心とした企業が集まる歴史情緒あふれるエリア。黒板張りの醸造蔵が建ち並ぶ風景は、半田市を象徴する景観の一つです。
最終目的地は坂を上りきったところに広がる「任坊山公園」。園内の展望台(みはらし台)からは、市内を一望のもとに見渡すことができます(任坊山公園から最寄りの名鉄「成岩」駅まで約1km)。
今回のコースは全長11〜12kmほど。見どころいっぱいで立ち寄りスポットが多いので一日中楽しめると思います。初秋ならではの彼岸花300万本鑑賞ラン、予定にに入れてみてはいかがでしょうか。
■矢勝川の彼岸花開花状況と「ごんの秋まつり」(2023年9月20日(水)〜10月4日(水))情報(新美南吉顕彰会)