2年後に新幹線が開通する予定のJR福井駅。すっかりまちのランドマークとなった恐竜のモニュメントは巨大かつリアルで、小さな子どもが恐る恐る見上げている姿が印象的でした。
まずは駅前から続く繁華街を抜けて柴田公園(柴田神社)へ。
ここは柴田勝家の居城だった北の庄城跡に整備された公園で、堀や石垣の遺構を見ることができます。
敷地内にはお市の方と浅井三姉妹の像があり、お市の隣に立てられたノボリには「美モテ祈願」の文字が。女性たちの美モテパワースポットになっているようです。
“日本一の桜並木”と称される桜並木が続く足羽川を渡り、足羽山方面へ。
途中、幕末の悲劇のヒーローとして扱われることの多い越前藩士・橋本左内ゆかりの左内公園が。
公園内に立派な墓所が設けられ、地元の名士として敬われていることがわかりました。
左内公園から西へ200mほど走ると足羽山の麓に突き当たります。レトロな趣の建物は福井市水道記念館。
目の前にそびえる直登の階段(百坂)に一瞬ひるみましたが、気を取り直して登ります。
登った先に鎮座する足羽神社は、5世紀後半頃に建てられた継体天皇ゆかりの神社。
境内の大きなシダレ桜で有名なのだとか。当日は五分咲きといったところ。
足羽山は標高116.5mの低山ですが、一帯は「足羽山公園」として整備されています。眺望もバッチリ。
山の中に自然史博物館、飲食店、遊園地、動物園など、様々な施設が点在しています。当日は平日にもかかわらず、ランニングしている人をたくさん見かけました。地元では定番のジョギングコースなのでしょうか。
足羽山を下山し、ふたたび福井駅方面へ。適当に下ったので少し道に迷ってしまいました。
現在は官庁街になっている福井城址一帯。天守はありませんが、立派なお堀や石垣、天守台などがそのまま残されているため、それなりに歴史ロマンを味わうことができます。
福井城址を抜け、福井駅にもどってきました。今回は距離的には短かったものの、歴史スポットあり山登りありと、中身の濃い旅ランでした。
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