それだけども驚きですが、なおも定員に達しないことから、さらに都民エントリー者を対象とした追加抽選を実施するとのこと。いったいどうなってしまったのでしょうか。
思えば異変は4月、一般エントリー抽選発表時に始まっていた気がします。荷物預かり無し・更衣室無しなどの厳しいルールを敬遠してエントリー者自体が少なかったとみえ、周囲の当選者が例年より明らかに多いと感じました。
荷物預かりも更衣室も収容バスも無し!コロナ厳戒態勢の東京マラソン。
さらには、入金開始日間際にPCR検査費用6,800円を追加徴収する方針となったことがダメ押しとなり、参加を諦め入金しなかった人が一定数いたと推察します。
海外からの参加者募集を断念したこともあいまって、想定以上に参加枠に空きが出てしまったということでしょうか。
エントリー見合わせで倍率低調?東京マラソン2021の当選者発表。
2019年大会では当選倍率が12倍以上に達するなど、世界でも有数の超人気大会として君臨し続けた東京マラソン。
高額なエントリー料設定と厳しいルールを課しても「参加者は集まるはず」と高を括っていたわけではないと思いますが、今年ばかりは多くの市民ランナーに敬遠される結果となってしまったようです。
強気の料金設定がスタンダードになりつつある今、“東京の誤算”を他大会はどう見るのでしょうか。
さて、そんな私も一般抽選で当選した一人。すでに参加料+PCR検査費は入金済みです。いろいろ厳しいルールの中での異例の大会となりますが、貴重な機会だと前向きにとらえて楽しみたいと考えています。
<関連トピック>
多くのランナーがエントリー見合わせで倍率低調?東京マラソンの当選者発表。(2021.4)
荷物預かりも更衣室も収容バスも無し!コロナ厳戒態勢の東京マラソン2021。(2021.3)
東京マラソン2011 大会レポート(2011.3)
東京マラソン2008大会レポート(2008.2)
■東京マラソン2021における追加抽選の実施について