
仙台国際ハーフ中止の一報を聞いたとき、“マラソン大会開催は運任せ”という言葉が頭に浮かびました。
コロナの波は予測不可能かつ神出鬼没。このタイミングで宮城県に対して「まん延防止等重点措置」が発令されると誰が予想できたでしょうか。
仙台国際ハーフは「運」が悪かったとしか言いようがありません。
これから予定される各地のマラソン大会も同様で、いくら万全の感染症対策を準備しようと、たまたまコロナが落ち着いていれば開催できるし、たまたま拡大局面に当たれば開催は難しくなる・・・。
すでにマラソン大会そのものが極めてリスクの高いイベントになってしまっています。「いっそ中止に…」と考える大会(自治体)を責めることはできません。
秋に開催を宣言している大会も、今回の“仙台国際ショック”を目の当たりにして戦々恐々としているのではないでしょうか。担当の皆さんはさぞや胃が痛いことでしょう。
私たち市民ランナー側もマラソン大会を開催してほしいと願うのであれば、「エントリー費は値上げ。中止になっても返金無し」という流れを受け入れるほかありません。
大会(自治体)によって考え方や財政状況は千差万別。「A大会でできたのだから、B大会も可能だろう」という考えは浅はかです。
ランナー目線の大会ほど悩んでいると思います。「値上げしてランナーに負担をかけるのは忍びない。返金も難しいならいっそのこと中止に…」と考えて開催を断念する大会もあることを知ってほしいと思います。
■仙台国際ハーフマラソン大会
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