名古屋(中部)と旭川はANAの直行便で結ばれており、所要時間も約1時間45分と早くて近いのが魅力。
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今回のスタートは旭川駅。駅前から1キロにわたって続く「平和通買物公園」は恒久的に設けられた歩行者天国です。
まずは国道12号を西へ向かい、雪の結晶をイメージした「雪の美術館」へ。
中世ヨーロッパの世界を思わせる螺旋階段や神秘的な氷の回廊など、雪や結晶をモチーフにした見どころが充実した美術館です。
ふたたび都心へ戻り、旭川市大雪クリスタルホール内にある「旭川市博物館」へ。アイヌ文化の紹介を中心とした展示は見ごたえがあります。
次は博物館から2kmほど走って「旭川市博物館 サイパル」へ。こちらは体験型サイエンスアトラクションが豊富ですが、やや子供向けかも。ただし屋上にある天文台は、スタッフがいれば予約無しでいつでも昼間の惑星観測などを体験させてくれます。
次の目的地は「旭山動物園」。町の中心部から10kmほど東へ走ったところにあります。
旭山の斜面を利用して作られた獣舎が点在しており、その特徴は「行動展示」と呼ばれる展示方法にあります。
とにかく動物が近い!通常の動物では見られない、動物の日常を観察することができます。
さて、ここまで走って移動距離は22kmほど。余裕のある方はそのままあと10km走って戻るのもよし、バスを利用するのもいいでしょう。
今回は市内の主要ポイントを紹介しましたが、ほかにも「神居古潭(かむいこたん)」や「嵐山公園展望台」などのスポットが充実。
ちょっと足を伸ばせば美瑛町の「青い池」や夕日が美しい「十勝岳展望台」などの見どころも。
滞在日数や走力にもよりますが、すべてを自分の足で走って巡るのはさすがにキツイかもしれません。ランニングとクルマ、うまく使い分けて旅ランを楽しんでみてはいかがでしょうか。