別名“白鷺城”の名のとおり、白漆喰で彩られたた美しい城壁が特徴の姫路城。戊辰戦争や第二次世界大戦でも焼失をまぬがれ、これだけの威容を誇っているのは奇跡としかいいようがありません。
さて、江戸城(皇居)、大坂城、名古屋城を例に出すまでもなく、「お城があるところに名ランニングコースあり」という定説はここ姫路城にも当てはまりました。
下調べせずに現地へ行ってみると、姫路市が推奨するジョギングコース(1周1.6km)の看板が設置してありました。今回はこの推奨コースを走ってみることに。
スタートは、大天守を見上げる三の丸付近。
桜門を出て内濠沿いを走ります。みずみずしい水面に浮かぶ小舟が風情あふれる景色を演出していました。
内濠沿いの道は幅が広く、とても走りやすい印象。地元の方でしょうか、何人ものランナーとすれ違いました。
内濠越しに大天守を仰ぎ見るポイントも。
城の北東に位置する姫路市美術館。そのすぐとなりには歴史博物館もあります。
再び桜門付近に戻ってゴール。あっという間の1.6kでした。
その後、天守閣に入城。規制がかかるほどの混雑ぶりでしたが、城内も“本物”の風格にあふれていました。
今回初めて訪れた姫路城。そのお堀沿いをめぐるジョギングコースは、美しい景観をのぞみながら走れる上質な観光ランコースでした。