
その集団は、主に河川敷や池のほとりなど水辺に出没。走っているランナーに群れをなして正面から襲いかかるのが特徴です。きっと皆さんの中にも被害を受けている方は多いでしょう。
もうお分かりかと思いますが、この極悪集団とは群れをなして飛んでいる小さな羽虫のこと。直前まで気づかず、群れごと顔面に直撃したり大量に口に入ったりするアレです。イメージとしてはこんな感じ。
この羽虫の正体はいったい何なのでしょうか。場所や時期によって種類は異なりますが、もっとも有名なのが「ユスリカ」という虫。川や池の近くで蚊柱をつくっているのは、ほとんどがこのユスリカおよびその仲間ですです。
ちょうど人間の顔の位置に群れをなすことが多いため、油断していると大量の虫がビシャっと顔に当たることに。
小さな虫なのでまとわりついても「鬱陶しいな!」と感じるぐらいですが、その姿をアップで見た後では「絶対に吸い込みたくない!」と思うはず。こちらがその姿(グロ注意)。
ユスリカは交尾のために蚊柱を形成するといわれています。一つの群れにつきメスはわずか1匹で、ほとんどはオス。ちなみに「カ(蚊)」という名前が入っていますが人を刺すことはなく、ただただウザいだけの存在です。
場所によってはひっきりなしに蚊柱が現れて走るのが困難になるほど。こうなるとユスリカ被害を逃れるにはコースを変えるしかありません。ただ、ユスリカ側からすれば交尾の途中に人間が勝手につっこんでくるわけで、ある意味気の毒ではあります。
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