スタート地点の南木曽(なぎそ)駅は、日本三百名山の一つである南木曽岳や妻籠・馬籠観光の玄関口です。
中山道への入口は駅の南側(向かって右)。この石碑と案内看板がめじるし。
線路脇の道を進み、右手にSL公園が見えたらさらに直進。
徐々に緑が増え、本格的に山の中へと入っていきます。
まさに「日本のふるさと」という表現がぴったり。往時のままの牧歌的な風景が広がります。
南木曽駅から3.5kmほどで妻籠宿に到着。
おやつを食べつつ、観光客でにぎわう宿場町を歩いて観光しました。
その後、馬籠宿に向けて再出発。ところどころ現れる石畳の道は、見た目は風情があってよいのですが、ゴツゴツしているため足底に響きます。ガレ場も多いのでトレイルシューズがおすすめ。
妻籠宿から3.2kmほどに位置する男滝と女滝。豪快な流れと水しぶきは暑さを忘れさせてくれました。
中山道は分岐点にしっかり案内看板が設置してあるため、迷うことはほとんどないでしょう。
名古屋市内とは比べ物にならないほど涼しい木曽のまち。美しい景観の中を走るのはことのほか楽しいものです。
外国人ハイカーに人気の無料休憩所「いちこく休憩処」。こちらではお茶と飴がいただけます(運が良ければ漬物も)。
今回のルートは上り基調。その後もぐんぐん上っていくと、やがて馬籠宿の北の入口あたりに到達。
馬籠見晴台からは木曽の山々が一望のもとに広がっていました。
そしてスタートから3時間あまり。そば屋さんや土産物店が建ち並ぶ馬籠の宿場町に到着。ゴールです。
南木曽駅からみちくさしながら馬籠宿にいたる今回のコース。全長は13kmほど。
今回は上り基調でしたが、下り基調がいい方は馬籠宿をスタートにしてください。(知らない町を走ってみたいvol.43【馬籠〜旧中山道〜妻籠】参照)
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