スタートは養老鉄道養老線「揖斐」駅。
まずは北へ向かい粕川を超え、下岡島交差点を左(西)へ。あとは山間部に向かってひたすら一本道(県道32号)を走ります。
序盤は牧歌的な風景が広がる田園地帯を通過。コースには歩道がほとんどありませんが、交通量も少ないため危険は感じません。
コンビニはスタートの近くと4km地点にあります。自販機もちらほら点在していますが、数は多くないので必ず事前に補給しておきましょう。
途中、川辺に降りられるポイントも。上流へ近づくほど透明度が増し、エメラルドグリーンに輝く清流を見ることができます。
5km過ぎあたりから周囲の風景が緑一色に。そよぐ風にも心なしか涼しさを感じます。
6.5k地点にあるのが岐阜の名水として名高い「教如上人御清水(きょうにょしょうにんおしみず)潤いの泉」。
地元の観光情報サイトに「休日は相当混みます」と書いてある通り、軽トラにポリタンク持参で水を汲みに来ている人が2組も待っていました。
待たせては気の毒と思ったのか、「どうぞ」と譲ってくれたので湧き水を手にすくうと、冷蔵庫で冷やしていたかのような冷たさでした。
湧き水でリフレッシュし、さらに進むと茶畑を目にすることが多くなってきます。
春日郵便局(8km地点)が見えてきたら、手前の道を右へ。勾配が一気に急になり、心拍も急上昇。
急勾配のつづら折りをひたすら上っていくと、赤い番傘が印象的な「天空の里上ケ流茶屋」が。こちらの茶屋では抹茶たっぷりのジェラートセットがいただけます。
上ケ流茶屋からさらに400mほど上ると、天空の遊歩道入口にたどり着きます。
地元のお兄さんがビューポイントへの行き方を説明してくれますのでよく聞きましょう。寄付金もおわすれなく。
ビューポイントまでは不整地です。一般の観光客も多いため走らないほうが無難。途中、転んだらアウトな急峻な箇所もありますのでじゅうぶん注意して進みましょう。
そしてたどり着いたビューポイントからの眺め。
茶畑を一望のもとに見下ろす絶景に疲労も吹き飛びます。自分の脚で走り、苦労して登ってきたからこそ感動もひとしお。
標高は450mほど。風がひんやりしており、座っていると汗が冷えて少し肌寒くなるほどでした。
ちなみに本物のマチュピチュはこんな感じ↓
絶景を心ゆくまで堪能したあとは、4km先の「春日モリモリ村リフレッシュ館」へ。
モリモリ村では薬草風呂で汗を流し、楽しみにしていた「モリモリ膳」をたっぷり堪能。ビールと一緒に至福のときを味わいました。
揖斐駅〜天空の茶畑〜モリモリ村まで約20km。上り基調なのでほどよいトレーニングになります。休日の旅ランにはぴったりのコース、おすすめです。
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