東京、大阪、京都で開催されるランステ主催の試走会。ここ名古屋ではFUNRUN758ガイドランナーチーム(FR758GRT)が運営のサポートをしています。
FR758GRTでは数カ月前から打ち合わせやコースを実際に走りながらのリハーサルを重ね、全国からの参加者を「おもてなしの心」で迎える準備をしてきました。
1日目は快晴にめぐまれ、気温も10℃ほどと絶好のランニング日和。この試走会はペース走ではなくあくまでもLSD。最大7時間ほど走り続けることになるため、準備体操は入念に行いました。
当日は「サブ4前後以下」「サブ5前後」「それ以上およびフル未経験」の3つのペースグループを、さらにいくつかの小グループに分けました。
1グループに1名〜3名のガイドランナーが付き、サポートカー2台体制でコースを巡回。みなさんの走りを見守りました。
序盤はみなさん元気いっぱい。参加者同士はもちろん、ガイドランナーとの会話にも花が咲きました。
中盤以降から1人、2人と遅れ始める方が。そんなときも、励まし合いながら走ります。体調の異変ではない限り、制限時間内(ランステ試走会では7時間の制限を設けています)でゴールできる計算がたてば基本的には最後まで走っていただくよう後押しします。
なぜなら人生で初めて40km以上を走破したことによって得られる「自信」は計り知れないほど大きく、ウィメンズマラソンその他の初フルマラソンを控えた方々にとってかけがえのない財産となるからです。
35kmを過ぎたらとにかく声をかけ、励ましながら完走へと導きます。そして歓喜のゴール!
試走会はレースでもなんでもありません。それにも関わらず、完走した方々全員が満面の笑みをたたえ、喜びを爆発させていました。
2日目はあいにくの雨天。しかし当日集まった60名の参加者は雨をものともせずに走りました。
なかなか雨がやまず気温も低いとあって、もっと多くのリタイアが出るかと思いきや、かなりの方が無事に完走。時間的にショートカットしたグループもありましたが、みなさん30km以上は走ったと思います。
参加者が満面の笑みでゴールを喜ぶ姿を見る瞬間が、ガイドランナーとして最大のご褒美でもあります。参加者の皆さん、ガイドランナーの皆さん、お疲れさまでした。また来年お会いしましょう。
※「ランナーズステーション」および「ランステ」は株式会社アールビーズの登録商標です。「ランニングステーション」はミズノ株式会社の登録商標です。