
名古屋市内には数々のお花見スポットがありますが、「お花見ラン」という見地から3ヵ所をピックアップしてみました。まずは「山崎川」。見どころは瑞穂競技場近くの「山崎川四季の道」と呼ばれる界わい。


川沿いに見事な桜が立ち並び、夜間にはライトアップも実施されます。鶴舞公園のように酔っぱらいだらけの小汚いイメージではなく、そぞろ歩きながら桜を愛でる雅な雰囲気に満ちています。

この山崎川沿いはもともと市民ランナーに人気が高い定番コース。桜が咲き誇るこの時期、ランニングデビューにはまさにうってつけといえるでしょう。オススメなのは、地下鉄「瑞穂運動場東」または「瑞穂運動場西」駅を下車し、そのまま山崎川沿いを走って東山線の「覚王山」駅まで北上するプランです。
途中、川沿いの道は車道でブツ切れになる箇所もいくつかありますが、ゴール地点では覚王山日泰寺の参拝や門前町のお店散策など、立ち寄りランの醍醐味が味わえます。距離は5キロほど(ワンウェイ)ですので、ビギナーにはちょうどいいかもしれません。
次のスポットは「名城公園」。天と地ほどの差がありますが、ここは東京でいえば「皇居」のような、名古屋のランニングの中心地と位置づけられています。

休日には公園内に整備された1周1.3キロのジョギングコースを走る市民ランナーで賑わいます。もちろん桜の名所としても有名。桜の季節には花見客がたくさん訪れるため、周辺道路の渋滞を引き起こします。

公園へのアクセスは地下鉄「市役所」または「名城公園」駅を使えば便利ですが、あえて「栄」を拠点にしても面白いコースが組めます。シティランとパークランの両方楽しめますから、ぜひ試してみてください。栄なら着替え場所(綺麗なトイレ)や飲食にも困りません。
名城公園から4キロほど北に位置する「庄内緑地公園」も、名古屋の市民ランナー定番コースのひとつ。広大な園内には2.3キロのジョギングコース(サイクリングコース)が整備されており、コース幅は名城公園よりも広めです。

もちろんコース沿いには桜が咲き誇っています(一部)から、気持ちよくお花見ランが楽しめます。

せっかくなので山崎川(じつは家からすぐ)に戻り、桜を愛でながら飲んでみることに。
ビールでも発泡酒でもない「新ジャンル」を初めて飲みました。喉が乾いていたこともあり、一気に飲み干してしまいました。もともとお酒はあまり飲まないのでよくわかりませんが、これってやはりビールと味が違うんでしょうか。私には同じにしか思えませんでした。
※ランニング後のビールは、じゅうぶん水分を補給してから飲みましょう。ビールだけで喉の渇きを癒すと、脱水症状が加速して危険です。
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