そんな中、百貨店業界ではある商品分野をトレンドとして注目していることがわかりました。その商品とは婦人ファッションの「ファー(毛皮)アイテム」と、ますますブームに沸く「ランニング用品」です。
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日本百貨店協会が18日に発表した10月度「東京地区百貨店売上概況」中の「10月売上の特徴」にその記述はありました。いわく、『アイテム別のトレンドとしては、婦人ファッションの「ファー(毛皮)アイテム」や、マラソンブームを背景とした「ランニング用品」に注目が集まっている』というもの。
これは百貨店業界が「ランニング用品」を“流行の最先端アイテム”として認識していることに他なりません。おっさんスポーツの代名詞だったランニングが、女の子の流行アイテムと肩を並べているのはなんともユニークです。
だからといっておっさんが流行の最先端に躍り出たわけではなく、ここでいう「ランニング用品」とは女性用のオシャレなウェアを指すことはいうまでもありません。
ランスカが登場した当初は「え、マジでそんな格好で走るの!?」とドギマギしたものですが、今やすっかり「ランスカ+スパッツ」やランニグドレスは女子のランニングスタイルの定番となっており、まったく違和感がなくなりました。
百貨店業界が「トレンド」として認めたのですから、ランニング人気はそれなりに本物なのでしょう。しかし実際のところ、名古屋では「ブームだ」と実感するほど走っている人を見かけません(男女ともに)。早く名古屋にも東京並みのブームがやってこればいいなと思います。
※『』内太字は日本百貨店協会プレスリリースより。
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