2007年04月02日

だいじょうぶか?モリコロパーク。

愛・地球博記念公園(モリコロパーク)へ行ってきた。3月25日の第2期オープンからまだ1週間しかたっておらず、しかも暖かな春の休日だ。相当の混雑ぶりに違いない。周辺道路の渋滞も予想されるので、自転車で行くことにする。長久手町にさしかかると、「モリコロパーク第2期オープンのため渋滞が予想されるので、できるだけリニモを利用してね」という趣旨の看板が立っていた。やはりかなり混雑しているのだろうか。

しかしモリコロパークが近づいてきても、道路を走るクルマはまばら。あの渋滞予想の看板は何だったのか。やがて午後1時ぐらいに公園入り口へ到着。駐車場は、混雑どころかかなり空いている。なんとも拍子抜け。だが油断するのはまだ早い。今回のオープンの目玉である「愛・地球博記念館」にはそうすんなりとは入れまい。先週のオープン時には入場整理券を配ったとかなんとかニュースでやっていた。最低30分〜1時間は行列する覚悟で記念館へ向かう。ところが、人いなすぎ・・・。
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「もしかして臨時休館か?」と嫌な予感を感じつつエントランスへ。・・・開いてた。
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あまりの人の少なさに寂しくなる。やはり万博から2年も経つとみんな夢からさめてしまうのだろうか。ちなみにこの記念館はもともと海外のVIPなどを接待する迎賓館で、万博開催中は一般人立ち入り禁止だった。「迎賓館の中はどんなふうになっているのかな」なんて思いながら遠くから眺めていたものだ。しばし2年前の万博ライフをしみじみと思い出しつつ、記念館の中へ。館内には外国パビリオンから寄贈された品々が展示されており、どれも見た記憶があるものばかりで懐かしい気分にさせてくれた。写真撮影禁止なのが残念だ。それにしても人が少ない。まあ、ゆったり観覧できるからいいけど。

記念館をたっぷり堪能した後は、公園内を1時間ぐらいかけて歩き回った。
「愛・地球広場」はそのまま残されていた。家族連れがまったり過ごしている。
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バイオラングがあった場所。
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グローバルループがあった場所。当然ながら跡形もない。
右に見えているのは旧グローバル・ハウス。現在は温水プール&アイススケート場。
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シンガポール館やネパール館が建ち並んでいた
グローバル・コモン6。造成中。どうなるのか楽しみ。
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日本ゾーン。造成地と駐車場に変わり果てていた。
日本の塔「月」がポツンとたたずんでいる。
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日本庭園。「温泉か?」と思いきや、
ミストを噴出している模様。夏はきっと気持ちいいだろう。
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インタープリターによる森のガイドツアーをやっていた。
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公園内はまだ工事中だらけで、
第1期と同じく「とりあえずオープンしました」という感じ。
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ただ、森林体感ゾーンの散策路が歩けるようになったので、ちょっとしたトレッキングにはいいかも。ちなみにアイススケート場は6割程度の客の入り、温水プールに至ってはガラガラ状態だった。公園内も全体的に客が少なく寂しい限り。第2期オープン間もない時期にこの過疎っぷりでは、ちょっと先が思いやられる。リニモがピーチライナーの二の舞にならないことを祈るばかりだ。
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2007年03月23日

もうすぐ万博開幕2周年。

早いもので、私を熱狂のうずに巻き込んだ愛・地球博の「開幕」から丸2年が経つ。開幕記念日の3月25日には、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)が第2期オープンを迎える。旧迎賓館を利用した万博記念館や芝生広場(旧愛・地球広場)が新たに開放されるという。とくに万博記念館は、しばらくの間かなり混雑するだろう。暖かくなったらそのうち自転車で出かけてみよう。

愛知万博の思い出にひたれる場所といえば、やはり開催地だったモリコロパークが一番だろう。しかしそれに負けずとも劣らない場所がなぜか九州にある。それは長崎のテーマパーク「ハウステンボス」だ。ハウステンボスは、万博の三菱未来館@earthで好評を博したIFXシアター「もしも月がなかったら」、同じく三井・東芝館の「グランオデッセイ」という人気パビリオン二つの誘致に成功している。「愛知万博といえばモリコロパークかハウステンボスか」というぐらい注目を集めており、今では愛知県民が行きたいテーマパークNo.1だ(うそ)。

「もしも月がなかったら」は、万博の数ある施設の中で、私がいちばん最初に入ったパビリオンだ。だから印象はとても強く刻まれている。あの迫力の映像とサウンドに、「いよいよ万博が始まったんだなあ・・・」と実感したのを憶えている。「グランオデッセイ」も最盛期は待ち時間3時間以上にも及ぶ人気パビリオンだった。入館前に自分の顔を撮影してコンピュータに取り込むことで、自分自身が映画のキャストとしてスクリーンに登場するという画期的なシステムで多くの人を楽しませた。ちなみに東京の国立科学博物館には、万博の長久手日本館にあった360度全天球型映像システム「地球の部屋」(現在は「シアター360」)が公開されている。が、やはり人気パビリオンを二つも揃えたハウステンボスにはかなわないだろう。こうなったらハウステンボスにはぜひ、日立グループ館「Nture Contact」の誘致に成功してハットトリックを達成してほしい。
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2006年09月26日

万博回顧9 〜閉幕〜

愛・地球博が閉幕してから、昨日(9月25日)でちょうど1年が経った。ここ数日は愛知県内各所で記念行事が行われ、合計35万人を集めたそうだ。

1年前の閉幕の日は、まずファイナルイベントを観るための場所取りから始まった。朝10時頃に入場したのだが、すでに愛・地球広場(ステージ前のメイン広場)は人と敷物で埋め尽くされており、立錐の余地もないほど。仕方なくステージから遙か後方の、グローバルループ下の一角をなんとかキープ。敷物を石で固定して場所は確保した。
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昼食にいつものスリランカカレーを食べ、午後からは比較的空いている外国館をぶらぶら・・・しようと思ったものの、空いているパビリオンなどあろうはずもなかった。とくにドイツ館前は大混雑で、入館規制どころか周辺通路の通行規制まで出る始末。
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ファイナルイベントは7時からなので、6時頃に「韓一亭」で万博最後の夕食をとる。
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そして「愛・地球博グランドフィナーレ」スタート。
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内容はいまひとつだったので割愛。ということで、グランドフィナーレ終了。その後は10時の閉場時間を過ぎても、グローバルループ上の人波はほとんど減らない。みんな半年間の名残を惜しむかのように、まったく帰ろうとする気配を見せない。いたるところで外国館スタッフによる楽器演奏やダンスが自然発生し、みんなそれに合わせて盛り上がる。ドイツ&フランス館の共同ショップでは、在庫一掃のたたき売りが行われていた。
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閉場時刻から1時間経過。ゲートへ向かう途中シンガポール館の前を通りかかると、スタッフやダンサーが円陣を組んで半年間の労をねぎらっていた。ファイナルイベントよりも感動的なシーンだった。
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アテンダントたちも、客を見送るのはこれで最後。
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そして、ゲート通過。愛・地球博が終わった。
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・・・あれからもう1年。すぐにまた来年の3月がやってきて、今度は「開幕2周年」だ。月日の流れは人類平等とはいえ、もう少しゆっくりでもいいような気がする。
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2006年09月15日

万博回顧8 〜アメリカ館〜

今日なぜアメリカ館を取り上げたかというと、こんな記事を見つけたから。あの「セグウェイ」に不具合が見つかり、2002年3月〜2006年9月までに出荷した2万5千台すべてを自主回収するのだという。アメリカ館の前には必ずセグウェイに乗ったお兄さんやお姉さんがいて、退屈そうに並んでいる人たちに話しかけたりしていた。
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「ああ、これがセグウェイか」と、多くの人が集まってきたものだ。このセグウェイ、日本では原動機付き自転車どころか「普通自動二輪車」という扱いらしい。日本で公道を走行するためには、ナンバープレートはもちろん、バックミラー、警笛、ライトなどを装着して走る必要があるのだとか。現にセグウェイを公道で運転していた人が「整備不良」で検挙された例もある。現在は、公道での走行を一切認めないという話も聞いたことがあるが、定かではない。

で、アメリカ館だ。雷から電気を取り出した発明家、ベンジャミン・フランクリンをテーマにしたショーがメイン。ディズニーランドやユニバーサルスタジオの演出効果がふんだん使われており、いかにもアメリカらしいサービス精神にあふれたエンターテインメント・ショーだった。カナダ館のように抽象的なメッセージに走るのではなく、ハリウッド映画のような分かりやすさに好感が持てた。

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ショーエリアを出ると、火星探査機やライト兄弟の飛行機模型などが展示してあるゾーンへ。ここでもセグウェイに乗ったお兄さんが「コニチワ!コレセグウェイ。シッテル?」とニコニコしながら近づいてきた。ちなみに今回のリコール理由が「車輪が急に逆回転する恐れ」があるというもの。もしも万博会場で群衆に突っ込みでもしていたら、きっとガ○パビリオンの火事以上のインパクトがあったに違いない。ブッシュ大統領から小泉総理に贈られたセグウェイも、ちゃんと修理に出すかどうかが気になるところだ。
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2006年09月08日

万博回顧7 〜オーストリア館〜

外国パビリオンの多くはそれぞれに独自性を打ち出して個性を競ってはいるものの、その内容はおおむね「映像」「展示」「ショー」だった。しかし少ないながら体験型アトラクションと呼べるものも存在していた。そのうちの一つがオーストリア館のソリ体験だ。パビリオン内が山の斜面のようになっており、「頂上」から木製のソリで滑り降りることができる。まあ、たわいもないものだが、これはこれでけっこうな人気だった。
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↓反対側の斜面は、パカッと開く可動式の舞台になっている。
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ある日、この舞台でクラシックコンサートが開かれるというので「これはラッキー」と思い座って待っていた。とくにクラシック音楽が好きというわけではなかったが、オーストリアといえばそのたぐいの音楽の本場だ(たぶん)。しかも天下の万博だから、きっと本国からそこそこ有名な音楽家が来日して美しい旋律を聴かせてくれるに違いない。たまには高尚な芸術体験もいいものだ、とワクワクしながら待っていた。ところが・・・期待はもろくも裏切られた。現れたのは全員コテコテの日本人。
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音楽の良し悪しはわからないけど、少なくとも日本人はないだろう。楽器演奏やショーは多くの外国館が開催していたが、その国の人が演じるからこそ意義があると思うのだが・・・。まあ、コンサート自体は楽しめたので良しとしよう。ちなみにオーストリア館はソリ体験だけでなく、「ダンスのミニレッスン」や「氷の壁」など、他パビリオンにはない独自の趣向をいくつも打ち出していたので、私の中ではポイントが高い。とフォローしておく。
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2006年08月30日

万博回顧6 〜幻の名所、大階段の謎〜

誰も訪れない豪華絢爛なホテルやテーマがよくわからないテーマパークなど、ムダな公共事業がニュースのネタになることは少なくない。愛知万博にもじつは“大いなるムダ”といえる建造物が存在した。それがこの巨大な階段。

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東ゲートとバスターミナルを結ぶルートのちょうど中間にあり、下から見上げるとその姿は壮観ですらあった。じつはこの大階段、開幕から閉幕まで、ついに1回も使われることがなかった。では、来場者はどのように通行していたかというと、左端のエスカレータ(屋根がある部分)とエレベータを使用していた。だから混雑日の帰宅時にはいつも、エスカレータ待ちの大行列ができていた。疲労と蒸し暑さでイライラした人が、「どうして階段使わせないの!」なんて警備員にくってかかっていたものだ。

もっとも、混雑時の事故防止のため一時的に使用を止めるなら話はわかるが、人がまばらな時間帯でも閉鎖したまま。ついには誰も足を踏み入れないまま閉幕を迎えたのである。関係部署からの指導か自己規制かはわからないが、なぜ“使えない”ことが設計段階で気づかなかったのか理解に苦しむ。これ、民間だったら担当者は何らかのペナルティを受けるだろう。どうせなら大階段にかける予算をエスカレータにつぎ込み、100機ぐらい横にならべて“エスカレータ版 白糸の滝”を造ってほしかった。きっと冷凍マンモス並みの話題をさらったに違いない。
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2006年08月23日

万博回顧5 〜のりもの万博〜

さまざまな乗り物(会場内移動手段)も、愛・地球博を語る上で外せない。まず特徴的だったのが、長久手会場と瀬戸会場を結ぶ「モリゾー・ゴンドラ」。
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窓から見下ろす「海上(かいしょ)の森」は美しく、それだけでも下手なパビリオンよりよっぽど楽しめた。このモリゾー・ゴンドラ、ルート下に住宅街が含まれており、開幕前にはそのプライバシー対策で博覧会協会をかなり悩ませた。

そこで採用されたのが、住宅街上空にさしかかるとゴンドラの窓が一瞬で真っ白になるテクノロジー。今まで透明だったガラスが瞬間的に白くなるのでちょっと驚く。それに、宙ぶらりんの状態で外の様子が確認できない閉塞感は、少なからず心拍数を上昇させた。とはいえ無料だったので文句はいえないが。

ちなみに長久手会場内を南北に結んでいたのは「キッコロ・ゴンドラ」。こちらは有料(600円)だったので1回しか乗らなかったが、眼下に広がる万博会場はなかなかのものだった。二つの会場を結ぶ移動手段はもう一つあった。それが「燃料電池バス」。別名をFCHVバスといい、排出されるのはわずかに「水」だけというスグレモノ。私はモリゾー・ゴンドラの揺れがちょっと恐かったので、会場間を移動するときはもっぱらこのバスを利用していた。

長久手会場(メイン会場)内の移動手段でもっとも目立っていたのは、グローバル・ループ(メイン通路)上を走っていた「グローバル・トラム」だろう。
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大人の早歩きとほぼ同じのゆったりとした速度なので、せっかちな私は少しイライラした憶えがある。現在は三重県の「ナガシマスパーランド」という遊園地で、駐車場とエントランスを結ぶ送迎バスとして活躍している。

“平成の人力車”ともいえる「自転車タクシー」も、最盛期には行列ができるほどの人気だった。そのうちドイツの「ベロタクシー」は、今でも都市部や観光地などで走っている姿をたまに見かける。
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そして万博の輸送手段の主役が、新交通システム「IMTS」だ。
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その特徴は、大型バス(会場内の一部では鉄道扱い)3台が無線通信によって互いに隊列を組みながら、ドライバー無しの自動運転で走行するというもの。道にレールが敷かれているわけでもないのに、運転手なしで走る様子は奇異ですらあった。まさに世界のトヨタが誇る未来の交通システム!万博終了後は全国から問い合わせ殺到!・・・のはずだったのに、安全装置が過度に反応。途中で止まるなどのトラブルを頻繁に起こしてしまった。そのたびに有人運転に切り替えていたが、「これじゃただのバスじゃん」という失笑が車内に広がったのはいうまでもない。

下はIMTSを運転するモリゾー。
ちなみにキッコロは子どもなので運転できない。
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2006年08月16日

万博回顧4 〜ルーマニア館〜

ルーマニア館はお気に入り外国館のひとつだった。
入館は完全入れ替え制で、1回ごとに楽器演奏やらダンスやら、
数種類のプログラムをかわるがわる披露していた。
行くたびに上演内容が違うので、何度入っても新鮮味があった。
なかでも見応えがあったのが、
民族衣装に身をまとった男性4人による民族舞踏。
ツエのような棒を振りながら、
ナマ演奏に乗ってリズミカルなダンスを見せてくれた。
しかも観客のアンコールに気軽に応えてくれるところも好感が持てた。

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上の写真を撮ったときは観客が妙に盛り上がり、
なんと3回もアンコールを要求。もちろん3回ともしっかり応えてくれた。
しかしこれ、待っている人にとってはちょっと迷惑だったりする。

ルーマニア館は、同じぐらいの待ち列でも
1時間以上待たされることもあれば、20分ぐらいで入れるときもあった。
おそらく演者がアンコールに応えてしまうため、
いちおう決められている上演時間をオーバーしてしまうのだろう。
だから待っている人の中には怒り出す人もいた。
「上演時間20分って書いてあるのにまだ入れないのか!」と。
そのたびに、おそらくルーマニア人の女性スタッフが
日本式にペコペコと頭を下げていたのを思い出す。

冒頭で「完全入れ替え制」と書いたが、
じつは客席に居残って次のショーを鑑賞してもOKだった。
私は閉幕間際に3ステージを連続で楽しんだ。もちろんそれぞれ違う演目だ。

あのダンスはもう一度ぜひ見てみたい。
シンガポール館の記事でも書いたが、
やはり展示や映像だけでは伝えきれないものがある。
ルーマニア館は小さなパビリオンだった。
それが逆に、ステージ上の演者と観客の“距離”を縮め、
アットホームな雰囲気を醸し出していた。
posted by ingweb at 10:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 愛知万博メモリアル

2006年08月09日

万博回顧3 〜冷凍マンモス〜

居酒屋で誰もが「とりあえずビール」と言ってしまうように、
万博では誰もが「とりあえずマンモス」を見ることになる。
というぐらい、いつのまにか愛知万博の
シンボル的存在になっていた「冷凍マンモス」。
大阪万博でいうところの「月の石」か。

しかし、「とりあえず見ておく」には、
そのハードルはかなり高かった。
とくに開幕当初は整理券の配り方にも問題があり、
人気企業館を上回るダントツの待ち時間だった。
それでもみんな、とにかく見ておかなきゃと、
何かに取り憑かれたかのように、長蛇の列へと加わるのだった。
その後、整理券の配り方や入場方法のカイゼンにより、
待ち時間は大幅に緩和された。

この冷凍マンモス、万博が終わって
ロシアのサハ共和国に帰ったのはいいが、すぐにフジテレビが
イベントの目玉として展示するため日本に呼び寄せた。
さらに今年の春から初夏にかけて、
愛知県豊橋市の動物園にも展示された。
で、やっと故郷に帰ったかというとまだまだ帰しませんよ!
現在はまた東京・お台場に戻り、
日本科学未来館」というところに出演中。
酷暑の夏に日本中を引き回され、腐らないか心配だ。

愛知万博の「主役」「象徴」といってもいい冷凍マンモスが、
落ち目の外タレみたいにこうも軽々しく行ったり来たりしていいのか。
たとえばイタリア館では「踊るサテュロス」という
国宝級のブロンズ像を展示していた。
愛知万博への出展が最初で最後の国外展示だったそうだ。
“最初で最後”、つまり「もう二度と見られないんだ」と
感慨にふけりながら見るから感動も倍加されるのだ。

もしも冷凍マンモスが、万博閉幕から1年も経っていないのに
こうも日本へ来まくることがわかっていたら、
あそこまで行列ができただろうか。あそこまで感動できただろうか。

たしかに冷凍マンモスは興味深かった。
何千年も前の姿そのまんまで残っているのだ。もちろん本物だ。
小さな女の子が冷凍マンモスを見て、
「肉ぅ〜〜〜〜!肉だよ肉ぅ〜〜」と叫んでいたのを思い出す。
そう。骨格標本ではなく、肉や毛がしっかり残っている
“そのまんまの姿”であることに価値があるのだ。

だからこそ、なんだか冷凍マンモスがどんどん大衆化していくようで寂しい。
それはたとえば、往年のアイドルが
スーパーのイベントに現れたときに感じる侘びしさにも似ている。

今はただ、冷凍マンモスより「出ずっぱり」のモリゾーとキッコロが、
世間から飽きられないことを願うばかりだ。


大人気、いや、中人気ぐらいだったマンモスキャラの「マモタン
(作者は女優の坂井真紀)↓
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熱に浮かれて衝動買いしてしまった
マンモスの骨と証明書、3,000円。↓
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2006年08月03日

万博回顧2〜スリランカのカレー&岩塩ソフト〜

食事も万博の大きな楽しみの一つだ。

愛知万博には全期間入場券を使って計20回以上足を運んだが、
もっともよく食べたのがスリランカ館のカレー。
味のとりこになったとか、特別おいしかったから、
というわけではない。
単純に、あまり並ばなくて済んだからだ。

スリランカ館ではパビリオン内のレストランの他に、
独立してカレーショップを営業していた。
そこがかなりの席数を持っていたので、
一見、長蛇の列に見えても、すぐに順番がまわってきたのだった。
入口で自分でトレーを取り、料理人に直接メニューを指定して
レジまで運び、精算するという完全セルフ方式・・・
と思いきや、なぜか精算終了後に
目がくりくりっとしたサリー姿のスリランカ美人が現れて、
おもむろに客からトレーを奪いテーブルまで運んでくれる。
その、「トレーをテーブルまで運んでくれる
目がくりくりっとしたスリランカ美人」の数がやたら多く、
レジ前に一列に並んで客が精算し終わるのを待ちかまえていた。
あまり意味のないサービスかとも感じたが、
それはそれで海外旅行気分が味わえてよかったと思っている。
あ、決して目がくりくりっとした
スリランカ美人目当てで通ったわけではない。

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デザートでは、モンゴル館で売っていた「岩塩ソフト」がおいしかった。
塩味のソフトクリームと聞いただけで
いわゆる“ゲテもの”系と勝手に判断していたが、
ふとしたきっかけで食べてみると、これがなかなかのもの。
イメージとしてはミント系に近い。
ほんのりと塩の風味が口腔に広がる感覚がじつに心地よかった。
万博終了後も「岩塩ソフト」を探し歩いているが、不思議と見つからない。
インターネットで検索してみるとかなりの数がヒット!
しかし、どれもこれも
「万博で食べた岩塩ソフトがおいしかった」という思い出話ばかり。
もう一度あの味を体験してみたい。
posted by ingweb at 10:11 | Comment(1) | TrackBack(0) | 愛知万博メモリアル