2007年04月27日

四角い電柱に感動する。

函館はやたら「日本初(最古)」が多い街だった。日本初の西洋式城郭(五稜郭)、日本初のギリシャ正教会(函館ハリストス正教会)、日本初のコンクリート造り寺院(真宗大谷派函館別院)、日本初のストーブなどなど・・・。

街を歩いていると、いたるところに「日本初の・・・・まで○m」という案内看板がかかっていた。中でも興味をそそられたのがこれ、「日本最古のコンクリート電柱」。いくら日本最古だとはいっても、電柱はやっぱり電柱だろう。おそらく、古くて何の変哲もない電柱が立っているだけに違いない。
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さて、その電柱がこれだ!
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四角。円柱を想像していたので意表をつかれた。まだ現役で働いているらしい。みんな触っていくのか、表面はテカテカ。その堂々と凛としたたたずまいは、由緒ある古い石仏を彷彿とさせる。いかにも何か御利益がありそうだ。私もペタペタと触りまくる。


つぎに目についたのがこれ、「日本ラーメン発祥の地」。
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「うさんくさい」。第一印象としてそう思った。話のネタにといちおう写真におさめる。家に帰ってから気になったので、念のためネットで調べてみた。すると、「函館が日本におけるラーメン発祥の地」だという説が本当にあるらしい。ただし写真に写っている店は東京本社のチェーン店であり、味もとんこつ。函館ラーメンとはなんの関係もない。もっとも、看板はあくまでも「日本ラーメン発祥の地」であり「日本ラーメン発祥の店」とはひとことも書いてない。だからセーフ。まぎらわしいけど。

次回の更新はゴールデンウイーク明けの5月7日。
みなさま、よい休日をお過ごしください!
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2007年04月26日

五稜郭はくっきり星形だった!

いつも走るランニングコースは一つだけじゃない。毎日コースを変え、飽きないように工夫している。だが出発点はかならず自宅だし、コースにバリエーションをもたせようにも限界がある。見知らぬ土地を気ままに走ってみたい。それもできるだけ遠くがいい。ただ走るためだけに遠くへ。遠くへ。遠くへ・・・・・。

そこで来ちゃった。北海道・函館。見知らぬまちを走るのが目的なので、なにはともあれさっそく走る。スタートはJR函館駅前。
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とりあえずのゴールを「五稜郭」に設定。市電に沿っていけば道に迷うことはないだろう。それにしても人が見当たらない。ちょうど平日早朝の通勤・通学ラッシュのはずだが、歩いている人は少なかった。まあ、ランニングするにはちょうどいい。
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見知らぬ土地、それも名古屋から遠く離れた北海道を走っていると思うと、高揚感が沸いてきておもわずペースが上がる。
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わずか20分ほどで五稜郭公園に到着。距離にして5キロもなかった。さっそく公園内を散策する。五稜郭の独特のカタチは、ナスカの地上絵と同じく下からではわからない。それでも道の形状からなんとなく「あの鋭角の部分だな」というのは想像できる。
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正面に見える管制塔のようなタワーが「五稜郭タワー」。写真を撮っていると地元の方だろうか、見知らぬおばちゃんが「去年背が伸びたんですよ」と教えてくれた。背が伸びたとはつまり、もともとあった展望台が取り壊されて背の高いタワーが新装オープンしたということらしい。ここまできて上から眺めない手はない。
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さっそく五稜郭タワーのチケット販売所へ向かう。大人840円・・・高!でも、今度はいつ来ることができるかわからない。思い切ってチケットを購入。どでかいエレベーターの前にはお姉さんがいて、「こちらへどうぞ」と案内してくれる。エレベーターに乗り込むと中にもお姉さんがいた。まだ朝が早いためだろうか、乗客は私一人らしい。ちょっと恥ずかしい。お姉さんのガイドが始まったと思ったらすぐ終わり、同時にドアが開く。

エレベーターを出ると、そこは一面のガラス。下をのぞくと・・・あの五稜郭が! 星形がくっきりきれい。タワーにのぼってよかった。
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五稜郭のような星形の城郭は、ヨーロッパで多く見られるらしい。攻めてきた敵に対して、城側から銃撃を浴びせるときにこの形状だと死角が無くなり、敵兵にまんべんなく銃弾の嵐をぶちこめるのだとか。15分ぐらい五稜郭の美しさに見とれたあと、ラン再開。海沿いをゆっくり走り、ホテルに戻った。すぐに朝食バイキングを楽しむ。ひとっ走りしたあとのご飯はおいしい。じつはレース以外で早朝に走ったのは初めて。夜ランより気持ちいいかも。

本当のことをいうと函館には仕事で来たわけだが、出張が決まったその日からひそかにこの早朝ランを楽しみにしていた。これからは出張のたびに見知らぬまちでのランニングを堪能したい。ランニングシューズをかばんの中に入れて持ち歩くのは重いけど。

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2007年04月23日

白いあんちくしょうに撃沈。

そろそろ衣替えの準備をしなければ。と、クロゼットを開けて春夏物が入った段ボールに手をかける。箱の奥に手を伸ばすと、指の先になにやらぐにゃっとした感触。「ひえっ!」びっくりして思わず手を引っ込める。「なにか得体の知れない生き物が棲息しているのかも・・・」。棒で段ボールをつついてみる。反応なし。殺虫剤を噴射してみる。反応なし。小一時間悩んだ末、思い切って段ボールを引っ張ってクロゼットから出してみた。何かが飛び出してくる気配はない。恐る恐るダンボールの裏側をのぞくと、なぜか白く変色していた。これはどうやら・・・・カビだ! 先ほどのぐにゃっとした感触は、湿気によって水分を含み、段ボールがぐにょぐにょになっていたためだった。

「中身は無事だろうか」。急いで箱を開けて中の服を確認。すると、どうやら大丈夫みたい。よかった。しかし段ボールはこれだけじゃない。他の箱を調べると、外側にことごとく白カビが浮いていた。一つひとつ開けて中を確認する。おおむね無事だったものの、お気に入りの革のバッグが・・・真っ白・・・見事にカマンベール状態。けっこう高かったのに、ショックだ。

クロゼットは西側の壁に沿って配置してある。北側壁面は湿気対策を施してケアしていたものの、まさか西側がやられるとは思わなかったので無防備だった。冬の間あまり換気をしなかったのも原因だろう。それにしてもこんなことは初めてだ。異常気象のなせるわざか。もう段ボールで物を保存するのはやめよう。梅雨がくるまえにプラスチック製の衣装ケースを仕入れなければ。

さて、24〜25日と出張のためブログはお休みです。また木曜日にお会いしましょう!
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2007年04月20日

見せないパッケージ。

きょうのおやつはパスコの「いちごミルクパン」と「コーヒーミルクパン」。
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おいしそうだったので二つ買ってきた。
でも食べるのは一つだけで我慢。両方食べると800kcalを超えちゃうから。
う〜ん、迷うけどコーヒーミルクパンにしようっと!
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・・・で、パンのパッケージに注目してほしい。一般的な菓子パンは透明パッケージが主流だが、このパンの場合は全面に色が入っていて透明の部分が一切ない。だから中身がまったく見えない(パンの写真は小さく掲載してある)。さいきん菓子パンで、この手のタイプのパッケージが多くなってきた。中身をあえて見せないことで、そこはかとなく高級感が醸し出されているし、なによりも「どんなパンなのか見てみたい!」という好奇心にかられる。「中身が見える安心感」と「中身がわからないワクワク感」。今回、私は後者の戦略にしてやられた。さて、能書きはこれぐらいにしておこう。

袋を開けてパンを取り出す。
一見するとハンバーガーのバンズのよう。ふわふわ柔らかそうでいい感じ。
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割ってみる。クリームも想像以上にたっぷり。
よく見るとコーヒークリームとミルククリームの二層構造になっている。
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食べてみる・・・うむ。コーヒークリームにはほとんど甘さを感じない。そのかわり、ミルククリームがそれを補完しているようだ。おそらく、ブラックコーヒーにミルクを入れて飲むシーンを意識しているのだろう。ただ、コーヒークリームの味がちょっと「薄い」かな。まさか「アメリカン」だなんていわせない。甘さを加えなくてもいいから、もう少しコーヒー独特の「香ばしさ」や「ほろ苦さ」が表現されていてもよかった。以上、きょうのおやつレポートでした。 総合評価68点。

2007年04月19日

マラソンシーズン終了・・・。

日曜日の長野マラソン以来、走っていない。まだ太ももの筋肉にダメージが残っていることもさることながら、「つぎの目標(レース)がない」ということが気の抜けているいちばんの原因。半年前の秋に走りはじめたのだが、ちょうどマラソンシーズンに突入するタイミングだったので、毎週のように近場でレースが開催されていた。半年間で出場したレースは10を数える。そのマラソンシーズンもこの春で終わる。いや、夏場でも涼しい山間部を中心にレースはあるにはあるが、数が少ないうえに開催地がいずれも遠い。だから秋のシーズンインまでレースはおあずけとなるのだ。

となるとたいへんなのが、走るためのモチベーション維持。目標(レース)が半年も先ではかなり厳しい。もちろん純粋に走ること自体の楽しさはあるが、練習の成果を試せるレースがないというのは寂しいかぎり。夏あたりに一本出場できればいいのだけれど。そこで探してみると、よさそうな大会がちらほら。まずは北海道で6月に行われる「千歳JAL国際マラソン」。初夏の北海道を走るのは気持ちいいだろうな、と一瞬ワクワクしたけど予算的にムリだなあ。もうひとつ気になったのは長野の「小布施見に(ミニ)マラソン」という大会。地元の人とランナーを結ぶという趣旨で「縁走」と呼んでいるらしい。ナンバーカード(ゼッケン)のデザインがおしゃれなのも気に入った。開催日は7月15日。長野マラソンに続いてまた長野かよ、という点だけがひっかかる。

フルマラソンを走り終わってまだ3日しか経っていないのに、もうつぎのレースのことをアレコレ考えているんだから、まだまだ当分は走り続けられるかな。

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2007年04月18日

お戒壇の暗闇っぷりはスゴかった。

長野マラソンの前日、善光寺へ観光参拝にいってきた。長野駅からトレーニングのつもりで歩いたが、けっこう遠かった。しかし門前町がいい雰囲気だったので、バスで行くより歩いた方が正解だったと思う。
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善光寺の山号「定額山」と書かれた仁王門をくぐり、大きな見どころの一つである山門(重要文化財)へ向かう。が、工事中だった・・・。
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気を取り直して本堂へ。賽銭を投げ入れてまずはマラソンの完走祈願。
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そしていよいよ、楽しみにしていた「お戒壇巡り」へ。これは・・・説明するのが面倒なので善光寺ホームページより引用・・・『瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かるご本尊とつながれた極楽の錠前に触れ、秘仏のご本尊と結縁を果たし、往生の際、お迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。』・・・つまり本堂の床下のトンネルのどこかに「極楽の錠前」なるものがあり、それをみごと探し当てることができれば天国いけるぞ、という趣旨のものだ。本堂にはタダで入れるが、このお戒壇巡りだけは500円とられる。それでも長蛇の列だった。

結局30分ほど待たされ、いよいよ戒壇の中へ潜入。中からは小さな子どもの泣き叫ぶ声が聞こえる。入り口付近はまだかすかに光が差していたが、ほんの2メートルぐらい進んだだけで、視界は完璧な闇に閉ざされた。「闇に目が慣れる」というが、それは光がほんの少しでも存在している場合の話。100%の暗闇の中では、たとえ1時間だろうと24時間だろうと、ぜったいに目が慣れるなどということはない。いつまでたっても闇は闇だ。真空状態の部屋を作るのが困難なように、まったく光のない世界もそう簡単には作れない。真っ暗だと思っていても、どこかから微かに光が侵入しているものだ。

で、お戒壇。ウワサにたがわない暗闇っぷりだった。光が「無」なのだから当然、何も見えない。目の前に人がいるはずなのだが、まったくわからない。そもそも人の輪郭がぼんやり見えている時点でそれは真の暗闇ではないのだ。「極楽の錠前」は壁の右側にあるという。ひたすら右手で壁を探りつつ、左手で前方をケアしながら一歩一歩進んでいく。しかし混雑しているためか、なかなか前に進まない。もう10分ぐらい入っているような気がする。真の闇がこれほど重圧だとは思わなかった。けんめいに目を凝らしても闇。何をどうしようと闇・闇・闇。得体のしれない不安感も芽生えはじめる。暗闇パワー恐るべし。

すると、すぐ後ろを歩いていたおばちゃんが「もうアカン。おかしくなりそやわ〜」と言いはじめた。初めは冗談かと思っていたが、だんだん「アカン、アカンわあ〜!」と発作みたいな状態に。すかさず誰かが「目をつぶりなはれ!」とアドバイス。するとおばちゃんは落ち着いたのか、「ああ、あぶないとこやったわ〜」と安堵の表情。というか表情見えないけど。たしかに真の闇の中では、目を開いていようと閉じていようとまったく関係ないのである。へたに目を開けているから不安感が増大するのだ。

やがて前の方で、「あった!これやで、極楽の錠前あったでえ〜」とおじさんの雄叫びが。どうでもいいけど、関西方面のツアーの方々にまぎれてしまったようだ。私も慎重に壁をさぐっていく。すると何かが右手にふれた。どうやら金属のようだ。手探りでその全貌を確かめる。取っ手みたいになっている部分をつかみ、左右にがちゃがちゃと動かす。ああ、これで仏様とつながった・・・。

「極楽の錠前」に触れることに成功したら、もうお戒壇に用はない。速攻でトンネルを抜け地上(本堂)に上がる。スーッと目に入ってくる輝き。光がこれほどありがたいものだったとは。ありがたや〜。長野マラソンでそこそこのタイムが出せたのも、お戒壇で仏様と「結縁」を果たした故なのだろうか。なんだか今日のブログは変な方向に行きそうなのでこれにておしまい。合掌。
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2007年04月17日

第9回長野マラソン参戦!

「第9回長野オリンピック記念長野マラソン」に参戦してきた。受付が前日のみとなるため、土曜日から長野入り。子どもの頃から憧れていた「特急しなの」に生まれて初めて乗車。長野県には山間部を中心によく旅行で出かけるが、長野市は初めて訪れる。当然、善光寺も行ったことがなく、マラソン同様に今回の遠征の大きな楽しみ(善光寺の話題はまた後日)。

名古屋から3時間で長野に到着。さっそく受け付け会場である「ビッグハット」に向かいナンバーカードと参加賞を受け取る。すぐに長野駅前へ引き返し、宿泊先のホテルにチェックイン。夕食にパスタの大盛を食べ、すぐに寝た。

大会当日は4:30起きで5:00から朝食バイキング。6:00にチェックアウトし、7:00時にスタート会場である「アクアウイング」に到着。恐ろしく計画通り。じっくりとストレッチしたり写真を撮影したりして8:35の号砲を待つ。やがて8時、スターティングブロックへの移動・スタンバイ開始。事前に申請したタイムによって各選手のスタート位置が決められている。私は初フルマラソンなので持ちタイムがない。いちおう「4時間」で申請したら「M」ブロックに割り当てられた。ちなみにスターティングブロックは「A」から「U」まである。私の「M」ブロックは真ん中より少し後ろというところ。みんなぞろぞろと集まってくる。
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先頭にはマラソン日本記録保持者の高岡選手やシドニーオリンピック銀メダリストのリディア・シモンらがいるはず。いわば、世界のトップランナーと「同じ土俵で戦う」わけである。もっとも、私がいる位置からこれらトップ選手たちはまったく見えない。というか、スタート地点すらよくわからない。とにかく人・人・人がいっぱい。「スタート地点からかなり離れているなあ」と思いきや、後ろを振り向くとさらに選手の列が延々と続いている。これで7000人だから、東京マラソン(3万人)はもっとすさまじかったんだろうな。

やがてカウントダウンが始まった。高揚感マックス。そして、号砲。・・・が、列は微動だにしない。でもみんな慣れたもので、誰一人として文句をいったり前の人を強引に抜かそうとする人などいない。
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当然だ。道のりは42.195キロもある。スタートであせったところでまったく意味がないのだ。号砲から3〜4分後、ようやくスタート地点に到達。みんなTVカメラに映してもらおうと猛アピール(NHKで中継があるため)。
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「がんばれ〜」と脳天に突き抜けるような声がしたので横を見ると、スペシャルゲストの千葉ちゃんこと千葉真子さんがいた。急いでカメラに収める。
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スタート直後に勾配のきつい坂に遭遇して面食らったが、そのほかはおおむねフラットで走りやすかった。レースは、結果からいうと3時間51分09秒(グロス)で目標だったサブフォー達成! かなり上出来といえるだろう。でもその中身は反省すべき点が多いレースとなった。その最大の理由は、後半スタミナが切れていちじるしく失速してしまったこと。レース序盤は沿道の応援に後押しされてペースがはやくなり、何度も「自重しなきゃ」と思いつつも気づいたらペースが上がっているという状況の繰り返し。
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結局、ハーフ地点に自己ベストに近いタイムで入ってしまった。最悪なのは、ここで「このままのペースで引っ張れば3時間30分台いけるかも」なんて色気を出してしまったことだ。これが愚かだった。たしかに25キロぐらいまではそのままのペースで引っ張れた。しかし、徐々にスローダウンしていき、30キロ地点からはキロ7分、35キロ地点からはキロ8分ぐらいにまで落ち込んでしまった。

やがて、重い脚を引きずりながらも、なんとかゴール地点の「オリンピックスタジアム」に到達。が、トラック残り200メートルというところでふくらはぎが激しくピクピク痙攣しはじめた。「あ、つっちゃう!つっちゃうよ!」と思ったけど気力で持ちこたえる。スタンドには多くの人たちがいて声援を送ってくれている。ここで脚つったらあまりにもかっこ悪いし、ゴール目前でリタイアなんて死んでも死にきれない。
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とにかく全身を襲う痛みに耐えながらゾンビのような足取りでゴール、42.195キロ完走。すぐに女の子が駆け寄ってきて、フィニッシャーズタオルを肩にかけてくれる。トップアスリートになったようで気分がいい。前半の「貯金」によってサブフォーは達成できたが、こういうレース展開は疲れが倍増する。フルマラソンは事前の入念な作戦が必要であることをあらためて思い知らされた。
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長野マラソンは、「月刊ランナーズ」という雑誌の投票企画で2年連続「人気大会日本一」に選ばれている。今回、実際に参加してその理由がよくわかった。とにかく沿道の市民の人たちの応援がすごい。42.195キロ、まったく途切れないのだ。それもみなさん応援を心から楽しんでいる様子で、こちらも元気がわく。町をあげてマラソン大会を盛り上げよう、楽しもうという雰囲気が伝わってくる。「来年ももう一度」と思わせる大会だった。
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2007年04月13日

エネルギー充填中。

マラソンの調整法に「カーボローディング」というのがある。かんたんにいえば、体の中にエネルギー、つまり炭水化物を貯め込むこと。その方法は人によって異なるが、おおむねこうだ。まずはレース1週間ぐらい前に30キロ以上の長距離を走り、いちど体の中のグリコーゲンを枯渇させる。その後、レース3日前ぐらいから炭水化物を多く含むパスタやごはんなどをいっぱい食べて、体(筋肉)にエネルギーをチャージする。こうすることで、マラソンの終盤に起こるスタミナ切れを防ぐことができるのだという。もっとも私の場合、ふだんの食事が炭水化物摂りすぎなので、あらためてカーボをローディングする必要などない。

「マラソンの35キロ地点は中間地点だと思え」という言葉がある。それほど30〜35キロから先はキツイということだろう。いよいよ長野マラソンが間近に迫った。せめて交通費と宿泊費の元が取れるよう、楽しんで走ろう。たのむから雨降らないでね。

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2007年04月12日

馬といっしょに走りたい。

取材でとある競馬場に行ってきた。これまで馬券を買ったことがなく、当然、競馬場にも生まれて初めて訪れた。取材当日はレースは開催されておらず、場内は静かな雰囲気。打ち合わせを終えた後、特別にコースに入ることを許された。
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1周2,000メートル以上はあるというコースはまさに壮観のひとこと。人間用の陸上競技場を5倍ぐらいに拡大したようなイメージ。自分が縮んだようにも思えてかなり不思議な感覚になった。芝生の緑も美しく、ふつふつと「走りたい」衝動がこみあげてくる。レースの無い日は、ぜひランニングコースとして開放して欲しいところ。しかし、それは不可能だということだ。芝が荒れるとかセキュリティの問題はもちろん、いちばんの理由はコース上へ「落とし物」をされることらしい。硬い物だと、たとえ小さくても競走馬がレース中にふんずけてケガをする恐れが高いのだとか。私たちもコースに入る前、ぜったいにペンや小物を落とさないようにと釘をさされた。それにしても競馬場がこんなにきれいだとは思わなかった。馬が走っているシーンはもっと感動的なんだろうな。
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2007年04月11日

あの“クスリ”で脳が覚醒。

長野マラソン直前だというのにヂゴクのような忙しさ。こういうときは集中を途切らせないため、クスリの力でアタマを興奮状態に保つ。といってもヘンなクスリをやるわけではなく、昼過ぎと夕方に1本ずつ缶コーヒーを飲むだけ。私は昔からカフェインにものすごーく敏感に反応する体質らしく、缶コーヒー1本でいつまでもおめめぱっちり起きていられる。というか、明け方4時頃まで眠れなくなってしまう。だから普段はぜったいに午前中しかコーヒーを飲まない。夜遅くまで残業しなければならないとわかっているときだけ午後に飲む。たちまちカフェインパワーで脳と瞳孔が全開になるのだ。当然、「効き過ぎ」の副作用でベッドに入っても眠れず、睡眠不足に。しかしつぎの日も忙しいからコーヒーに頼ることとなる。まあ、便利といえば便利な体だ。いざというときはコーヒーさえ飲めば頭がシャキッとするのだから。

さて、長野の地方紙「信濃毎日新聞」が社説で長野マラソンに触れていた。それによると、出場者は市民ランナーだけで6900人にもおよぶという。「70歳を過ぎた挑戦者もいる」ということだが、70才代のマラソンランナーなんてザラにいると思う。「挑戦者」などという表現はかえって失礼かも。とにかく、天候に恵まれることを願いつつ、スタートのときを待ちたい。
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