2007年03月30日

あの“盗作”疑惑事件のゆくえ。

某シンガーソングライター(以下、男性歌手)と某アニメ界の巨匠(以下、巨匠)との間で繰り広げられている「“盗作”疑惑問題」が、ついに訴訟沙汰へと発展してしまったのは周知のとおり。盗作やパクリ(同じか)関連のニュースは広告制作という職業柄、ついつい気になってしまう。だからこの問題が勃発した当初からTVやネットで注意深くウォッチを続けている。

当たり前だけど、私たちが広告をつくるうえで盗作やパクリはぜったいNGだ。ただ、広告の制作途中あるいは出稿した後、過去に似たような表現を含む広告が存在していたのに気づいて「ヒヤッ」とすことはある。たとえ法的には問題がないとしても、盗作を疑われるような表現はできる限り避けなければならない。なぜなら我々ではなくお客さま(広告主)が、消費者から「パクリ」のレッテルを貼られてしまうからだ。

今回の場合、男性歌手が「意図的に表現を盗んだ」とは多くの人が思っていないだろう(たぶん)。だけど、「時間は夢をうんぬん・・・」の表現を「先に世に出したのは巨匠」であり、これはまぎれもない事実。創作の世界は「先手必勝」なのであり、たとえオリジナルで創作したとしても、たとえ自分史上最高の出来であったとしても、過去に同じような表現が存在していることがわかった時点でその作品なりアイデアはお蔵入りとなる。世に出しちゃってから類似表現の存在に気づいた場合は、「オリジナルで制作したのですが、たまたま似てしまいました。ごめんなさい」と“先人”に対して素直に敬意を払うべきだろう。

偶然似てしまうことは少なからずあり得ることだし、過去のすべての表現を一字一句くまなくチェックしてから世に送り出すなんて不可能だ。だからといって「たまたま似てしまったけどオリジナルなんだから問題ない!」という姿勢も許されないと思う(某アイドル歌手のような歌詞丸ごとパクリは論外だけど)。「盗作か盗作じゃないか」という視点で裁判にかかれば「盗作ではない(証拠がない)」という結論になるのは目に見えている。だけど、それで「男性歌手の勝ち。一件落着」としてしまっていいのかな。

マッキー・・・いや、男性歌手の気持ちもわからないではない。シンガーソングライターが「盗作者」の汚名を着せられるほどの屈辱はないだろうし。だからこそ問題が発覚した時点で、(先に世に出した)松本氏・・・いや、巨匠に対して素直に敬意を表しておくべきだったのだ。「意図的盗作」でないことはみんな知っているし、巨匠自身も当初は「故意に盗作したわけではないにしても、敬意は払ってほしい」というような趣旨の発言をされていた(記憶が曖昧だけど)。

和解する機会はいくらでもあったはずなのに、なぜここまでこじれてしまったのか。その最大の原因は男性歌手でも巨匠でもなく、やれ盗作だパクリだと煽りまくったマスコミにあるような気がしてならない。

2007年03月29日

ポイントは「ひも」。

花粉症持ちにはかかせないマスク。昔は布製のマスクを10個ぐらいキープして日替わりで着用していた。洗濯するごとに縮んでいき、最後にはおちょぼ口みたいなちんちくりんのマスクに変わり果ててしまう。当時から紙製の使い捨てマスクもあるにはあったが、入っている枚数が少ない上に価格も高かった。それがここ最近、といっても2〜3年ぐらい前から紙製マスクの「徳用パック」が様々なメーカーから、しかも安価に発売されて助かっている。
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こうした使い捨てマスク、どのメーカーの製品でも同じというわけではなく、やはり品質にバラツキがある。私がもっとも重視するのは耳にかける「ひも」。この部分の繊維が粗悪なものだったりゴムが硬すぎる場合、数時間で衣ズレを起こし、耳の裏が痛くなってくる。ひどいときには赤くただれてしまうケースも。ただ、上の写真のような徳用パックは購入してパッケージを開けない限りマスクそのものを見て確認できないし、「ひも」が硬いか柔らかいかは、実際に着用してみなければわからない。先月、スーパーで398円という激安価格で売っていた徳用パック(50枚入)のマスクが私の耳にフィットせず、1日着けていたら耳がただれて皮がめくれてしまった。大量に残ったマスクを捨てざるを得ず、なんとも悔しい思いをしたものだ。幸いにも購入し直した別のメーカーのマスクは、耳がただれることはなく快適な着用感を保っている。

いま、町なかでマスクを着けている人を見ると、ほとんどが紙製の使い捨てタイプを使用している。考えてみたら、箸、オムツ、コンタクトレンズなど昔は繰り返し使うのが当たり前だったモノが、今では使い捨てタイプが主流になってしまっている。まあ、長〜いサイクルで見ればすべての商品は「使い捨て」なのだけれど。
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2007年03月28日

Runの疲労はRunで取る!?

早いものでもう月末。長野マラソンまで3週間を切ってしまった。そろそろ走る量を「調整」して疲労を抜く時期なのかもしれない。というのもここ最近、太もも裏側の筋肉痛がなかなか取れないからだ。2日ぐらい走るのを休んでも、筋肉の奥の方で痛みがくすぶっているような感じが消えない。朝の寝起きも非常に悪く、カラダが芯から疲れているのが自分でもよくわかる。おそらく1〜2月のレースラッシュが効いているのだろう。それもそうだ。10年以上、一切カラダを動かさなかったグウタラ人間が何を血迷ったかいきなり走り出し、10kmだハーフだと毎週のようにレースに出まくったのだ。平気でいられるわけがない。

日曜日ごとにレースに参加していた先月、先々月は、おそらくある種の興奮状態でカラダの疲労に気づかなかったのだろう。長野マラソン当日はなんとしてもベストな状態でのぞみたい。走ると疲労が蓄積することはわかっているが、走らなければせっかく鍛えた心肺機能が元に戻ってしまうような気持ちに襲われる。

そんなジレンマに陥っているとき、あるランニング雑誌の一文に目がとまった。要約すると、「ランニングによる疲労はランニングで取れ」というものだった。いわく、LSDなど比較的長距離を走った翌日は、休むよりもむしろ3〜5kmの短距離を速いペースで走ったほうが、筋肉中の毛細血管に滞っていた血液の流れを促し、結果として筋肉痛を和らげるのだとか。ほんとかなあ。こんど試してみよう。

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2007年03月27日

百貨店な人々6「秘密のVIP向けイベント」

百貨店の外商の販売方法は大きく分けて二つある。一つは、お金持ちの家に直接伺うこと。もう一つは、「特別招待会」と呼ばれる販売イベントにお客さまを連れて行くこと。この特別招待会、略して特招は月に1〜2回ぐらいのペースで開催されていた。会場はイベントの「格」により、百貨店内で催すこともあれば東京、大阪、京都、名古屋などの高級ホテルで大々的に開催することもあった。こうしたVIP向けの特招は新聞チラシなどに一切掲載されないので、一部のお金持ち以外は百貨店がこのようなイベントを日常的に実施していることすら知らないだろう。

特別招待会の中でもっともハイグレードだったのが、某海外高級ブランド「D」の宝飾品・毛皮製品の展示販売会。このイベントはメーカー主催だったので、会場には我々の他にも高島屋、三越、大丸など日本全国の名だたる百貨店が参加していた。黒塗りのハイヤーが次々とセレブを運んでくる。中にはTVで見たことのある有名人の顔もちらほら。エスコートする外商員もどこか誇らしげだ。

お客さまがホテルに到着しても、すぐに展示会場へ案内しない。まずは最上階のレストランへと連れて行き、4万円のフレンチフルコース(ランチ)を食べさせる。しばしゆったりくつろいでいただき、ワインでいい気分になってきたところを見計らってテーブルまで迎えに行く。それでもまだ会場には入らない。では何をするかというと、ファションショーの観覧だ。これがまたいい!モデルはすべてパリコレなどに出演しているバリバリのトップモデル(誰も知らないけど)。ちらっと聞いた話によると、このイベントのワンステージだけでギャラがウン百万円だとかなんとか。とにかくモデルの顔の小ささにはビックリギョーテン。「あんたらほんとに人間か」というかんじ。

4万円のランチ(ワインも含めれば6万ぐらい)とファッションショーでいい気分にさせたら、いよいよ展示会場へ突入だ。このイベントではもっとも安い商品でも70万円。お客さまは「つきあい」で何か買うにしても、最低70万円は出費することになる。ここで一組のお客さまにかかる経費を計算してみよう。まず新幹線代が往復60,000円(ご夫婦2名分。当然グリーン)、食事代が100,000万円、イベントへの参加料10,000円、これに私の新幹線代12,000円(普通席)を足して、ざっと162,000円・・・。何か買ってもらわないと大赤字必至なのである。しかしそこはセレブのお客さま。ちゃんと理解していらっしゃる。ご主人は腕時計を、奥様はダイヤのファッションリングをご購入。しめて3,600,000円ナリ!これだけ買ってくれれば御の字だ。すかさず必殺のセリフ「今日はお泊まりになられたらいかがですか」発動。お買いあげ金額がもし100万円以下ならこのセリフは発動しなかっただろう。「そうね、あなたどうかしら」「僕は構わないよ」。すぐに近くに待機していたホテルスタッフへ耳打ちして部屋をおさえる。さすがにスイートまでは提供できないが、それでもツインではいちばんいい部屋を取ってあげた。たしか5万円ほどしたような記憶がある。

その後お客さまと別れ、ホテルを後にした。セレブの世界から現実世界へと逆戻り。ドッと疲れが押し寄せる。帰りはどこにも寄り道せずに新幹線の駅へと直行。「4万円のランチって、どんなかなー」と想像しながら食べた800円の駅弁は、それはそれでおいしかった。
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2007年03月26日

菓子パンの悲しい部分。

きょうのおやつは「季節限定 山形さくらんぼ&ミルク」(フジパン)。
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このような菓子パン(コッペパンにクリームがサンドしてある定番の菓子パン)を食べるとき、いつも不満に思うことがある。それは「端から端までクリームが入っていない」ことだ。さて、「山形さくらんぼ&ミルク」はどうだろう。さっそく中を見てみる。

案の定、端っこまでクリームが行き渡ってない。
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この「クリームがついていない部分」を見るといつも悲しくなる。真ん中のクリームをスプーンで伸ばし、端っこまで塗ってから食べる自分にもさらに悲しくなってくる。

いちおうフォローしておくと、味はとてもおいしかった。さくらんぼの味わいをよく表現している。さらにフォローすると、クリームが端っこまで行き渡っていないのはフジパンに限ったことではないので念のため。

菓子パンつながりで気になることをもう一つ。それは「カロリー表示」。フジパンはしっかり「栄養成分表(原材料表とは別)」としてエネルギー(カロリー)や炭水化物、脂質などの量をパッケージに明記している。ところがライバルの山崎パン、敷島パン、第一パンともに菓子パンへのカロリー表示を行っていない(※)。菓子パンは見た目以上にカロリーが高く、昔から売っているオーソドックスなコッペパン(+クリーム)一つでもおおむね400kcal以上だ。これは、ごはん茶碗2杯分に相当する。カロリー非表示の会社は「高カロリーな食べ物」であることを隠したいという意図があるのだろうか。それはわからないが、しっかりカロリー表示をしてくれるフジパンの正直さには好感が持てる。 総合評価79点。

※コンビニやスーパーのPBとして販売されている商品の中には、小売店側の規定によりカロリー表示されている場合もある。 

2007年03月23日

もうすぐ万博開幕2周年。

早いもので、私を熱狂のうずに巻き込んだ愛・地球博の「開幕」から丸2年が経つ。開幕記念日の3月25日には、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)が第2期オープンを迎える。旧迎賓館を利用した万博記念館や芝生広場(旧愛・地球広場)が新たに開放されるという。とくに万博記念館は、しばらくの間かなり混雑するだろう。暖かくなったらそのうち自転車で出かけてみよう。

愛知万博の思い出にひたれる場所といえば、やはり開催地だったモリコロパークが一番だろう。しかしそれに負けずとも劣らない場所がなぜか九州にある。それは長崎のテーマパーク「ハウステンボス」だ。ハウステンボスは、万博の三菱未来館@earthで好評を博したIFXシアター「もしも月がなかったら」、同じく三井・東芝館の「グランオデッセイ」という人気パビリオン二つの誘致に成功している。「愛知万博といえばモリコロパークかハウステンボスか」というぐらい注目を集めており、今では愛知県民が行きたいテーマパークNo.1だ(うそ)。

「もしも月がなかったら」は、万博の数ある施設の中で、私がいちばん最初に入ったパビリオンだ。だから印象はとても強く刻まれている。あの迫力の映像とサウンドに、「いよいよ万博が始まったんだなあ・・・」と実感したのを憶えている。「グランオデッセイ」も最盛期は待ち時間3時間以上にも及ぶ人気パビリオンだった。入館前に自分の顔を撮影してコンピュータに取り込むことで、自分自身が映画のキャストとしてスクリーンに登場するという画期的なシステムで多くの人を楽しませた。ちなみに東京の国立科学博物館には、万博の長久手日本館にあった360度全天球型映像システム「地球の部屋」(現在は「シアター360」)が公開されている。が、やはり人気パビリオンを二つも揃えたハウステンボスにはかなわないだろう。こうなったらハウステンボスにはぜひ、日立グループ館「Nture Contact」の誘致に成功してハットトリックを達成してほしい。
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2007年03月22日

秘密基地は本当に秘密基地だった!

ランニングコース上に、またまた気になる建物を発見。場所は東山動植物園のすぐ近く。先日、私が「猿の休憩所」と間違えたタワーから走って5分ほどの位置にある。“猿の休憩所”と外観のカラーこそ同じだが、カタチはまったく違うし、規模もこちらのほうがはるかにデカい。遠目に見ればマンションに見えないこともない。いや、ホントにマンションなのか。その証拠に、一部屋ごとに区切られているように見える。
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角度を変えて見るとこんなかんじ。
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恐る恐る近づいてみる。すると、建物の表面は格子で固く閉ざされていた。マンションや学校など人が居住する施設なら、窓あるいはベランダの開口部を塞いでしまうことはちょっと考えられない。ではこの建物はいったい何なのだろう。格子はオリのようにも見える。すぐ隣には動物園・・・ということは、やはり動物関連の施設なのか。動物の鳴き声が聞こえるかどうか耳をすませてみる・・・何も聞こえない。
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見れば見るほど立派な施設である。
意を決して敷地内に侵入。すると、看板発見!
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「緑橋換気所」・・・うーん、この前の“猿の休憩所”こと「東山換気所(地下を通っている自動車道の排ガスを換気する施設)」と同じだったか、やはり。うすうすわかっていたとはいえ、ちょっとつまらない。しかし東山と違うのは、立派な入り口があるということ。
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裏に回ったら高速道路でよく見かける黄色いパトロールカーが駐車してあった。
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東山換気所は人が常駐している気配がなかったけど、ここでは人が中で働いているみたい。家に帰ってさっそくネットで調べてみる。すると、この建物の中にはウルトラ警備隊の基地のような「管制室」が存在している模様。
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まさに秘密基地だ。「中に入ってみたい!」と思ったら、年に1回ぐらい市民向けに見学会を開催していることがわかった。今年の開催日は未定のようだ。見学会の情報求む!

※管制室の写真:「明日の中部を創る21世紀協議会まんなかビジョンPR実行委員会」Webサイトより。
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2007年03月20日

東西南北は不平等!?

きのうのブログ記事を読み直していて、何かひっかかりを感じた。なにが気になるのかなと推敲してみたところ、一つの単語に目がとまった。それは北へ進むという意味の「北上」に対して、西に進むというつもりで思わず書いてしまった「西上」という言葉だ。調べてみたら、そういった意味合い(西へ行く)での「西上」という日本語はこの世に存在しないことがわかった。いうまでもなく、「北上」ときたら「南下」「西進」「東進」だ。でも、平等なはずの方角に「上下」があるなんておかしいではないか。地図の「上が北」で「下が南」なんて、人間が勝手に決めたものだし。方角さんに罪はない。と、そんなヒネクレ事をほざく私のような人のために、ちゃんと「北進」「南進」「西進」「東進」というすばらしく平等な言葉が用意されていた。日本語ってすばらしい。

ちなみに、「西の地方から東の都(東京)へ行く」という意味限定で「東上」という言葉がある。「東上」の反対、つまり東京から西へ行くことは「西下」という。「なんやねん、つねに東が上で西が下て、おもろないやんけ!」とお嘆きの関西人の方、お待たせしました。日本語にはちゃんと東(東京)が下になる言葉がある。それは「東下」。いわゆる「あずまくだり」というやつで、京都から関東へ行くことを指す。ちょっと時代は古いけど。
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2007年03月19日

30km走に挑戦!のはずが・・・。

今までもっとも長く走った距離は25km(LSDペース)。このまま1ヵ月後の長野マラソンでいきなり42kmを走るのはちょっと不安。本番前にせめて30kmは経験しておかなければ・・・ということで先週の土曜日、30km走に挑戦した。ペースはキロ6分前後と、LSDよりも少し早めに設定。コースはとくに決めず、本能のおもむくまま走る。まずはなんとなく東山、星ヶ丘、自由が丘方面へ。そのまま成り行きで北上していくと矢田川にぶつかった。そこで河川敷に下り、サイクリングロードをひたすら西進。河川敷では強烈な向かい風をまともに受け、かなり体力を消耗する。鼻水が止まらない。

サイクリングロードを3kmほど走ったところで道が途切れたため、河川敷から上がって公道に出る。引き続き、あてもなく西へ西へと向かう。15kmの中間地点でスポーツドリンクを購入。この寒さにもかかわらず350mlを一気飲み。かなり喉が渇いていたんだなあ、と実感。ひと息いれ、ふたたびRUN再開。

ふと気づくと、自分が今どこを走っているのかさっぱり分からない。電柱に町名表示はあるものの、聞いたことがない町だ。とりあえず名古屋市内であることは確かなようだが、生来の方向音痴もあいまって完全に方向感覚をなくす。iPodのセンターボタンを押して確認すると、すでに走行距離が25kmを超えていた。まずい、そろそろ引き返さなければ。とにかく何か目印になるものを、と目をこらしながら走っていると、住宅の屋根の隙間からJRのツインタワーが見えた。「助かった!」。ツインタワー、すなわち名古屋駅までの直線距離は目算して2〜3kmぐらいだろうか。とにかくツインタワーをめざして走れば命は助かる。が、想像以上に遠く、ツインタワーに到着した時点で目標を上回る35kmを走っちゃっていた。すでにふとももの裏を中心に激しい筋肉痛が襲っている。「目標の30kmを超えたんだし、地下鉄で帰るか」と思ったものの、「あと7km走ればフルマラソンの距離を経験できるぞ、もったいないぞ」という悪魔だか天使だか分からないささやきが脳裏をかすめる。

「ええい、いっちゃえ!」ということで、RUN続行決定。が、その後がツラかった。自宅に向かって走りはじめるも、太ももとふくらはぎの痛みは尋常でない。「やっぱりやめときゃよかった」。2km間隔ぐらいで現れる地下鉄駅の誘惑に何度も取り込まれそうになりながら、脚をひきづるようになんとか自宅前までたどり着く。「やった!」。ところが、Nike+は非情にも「40km」の表示。フルマラソン相当の42kmにあと2km足りない。自宅玄関を目の前にしながらあと2km走ることは拷問に等しかったが、ここまできたらやめるわけにはいかない。体力はとっくに限界を超えていたけど、気力をふりしぼってふたたび走りはじめる。15分後、なんとか42kmを完走! もう走れない。
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すぐに近くのスーパーへ駆け込み、大好きなアイスまんじゅう、プリンパフェ、カットフルーツ、ショートケーキ、イチゴ大福などをたらふく買い込む。ふつうなら「走った後のビールはうまい!」なのだが、私の場合は「走った後のスイーツはうまい!」となる。ランニング後は体内のグリコーゲンを使い果たしてしまうからだろうか、無性に甘いものが食べたくなるのだ。スーパーから家まで500メートルぐらい。この距離をどうしても我慢できず、雪が降ってもおかしくないほどの寒風の中、アイスまんじゅうを取り出しむさぼり食う。2本目もかわまず食う。心なしか、すれ違う人が私を避けているように感じる。家に帰ったあとは速攻でシャワーを浴び、山盛りカットフルーツにヨーグルトをかけて食う。枯渇したグリコーゲンを補うようにただひたすら食う、食う、食う! そして、寝た。

今回、30km走のつもりが期せずしてフルマラソンになってしまった。Nike+の誤差を差し引いても、40km前後を走ったことは間違いないだろう。1ヵ月後の長野マラソンに向け、これはかなりの自信となった。夕方、42km完走の余韻にひたっているこのタイミングでキターーーーーーー! 長野マラソンの参加決定通知。うーん、モチベーション上がってきました!
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2007年03月16日

間の悪い広告大賞決定!

石油ファンヒーター、ガス湯沸かし器、パソコンの電池パックと、人命までも脅かす家電製品の欠陥(あるいは隠蔽)が相次いでいる。今回はなんと「洗濯機」。発火事故で家屋が全焼した被害も出ているというから驚きだ。今朝の新聞でも関連記事が大きく取り上げられていた。ところが、読み進むうちになんとなく違和感が・・・。なんだろう。いったい何がおかしいんだろう。
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「そうか、わかった!」。違和感の原因は記事中に埋もれた某家電量販店の広告だ。「洗濯機発火」という、これまで誰も見たことがない強烈なインパクトの見出し。そして、その存在を無視するかのように、記事中にひっそりととけこむ小さな広告。スミベタ白ヌキというパターンまで同じだから、まるで「対」をなしているようだ。もちろん、これを見て「洗濯機発火=○○○カメラ」だとは誰一人として思うまい。それにしても、なぜよりによってこの位置なんだろう・・・。もしかしてGoogle AdSenseみたいに記事の内容(単語)をコンピュータが読みとって、それに合った広告を自動的にレイアウトするのかな。新聞でそんな話は聞いたことないけど。とにかく、今年の「間の悪い広告大賞」候補なのは確かだろう。
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