2006年08月31日

GABAってなんだ!?

春頃からだろうか。缶コーヒーやチョコレート菓子などで「GABA」というロゴの入った商品を見かけるようになった。あるときGABAコーヒーを飲んでみたらおいしかった(※)ので、それ以来GABA入り商品には注目している。GABAは正式名称を「γ-アミノ酪酸」といい、人間など哺乳類の体内にも存在する物質だ。自然界では、とくに発芽玄米に多く含まれているという。いろいろ調べていくとこのGABA、精神を鎮めたり血圧上昇を抑制したりする効果があるらしい。 ※ちなみにGABA自体は無味。

最近ではコーヒーやチョコ以外にもGABAの名を冠した製品が増えてきた。きのうスーパーで見つけたのだが、ついに醤油にまでGABAが進出したらしい。

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ラベルにはカタカナで大きく「ギャバ」と書かれており、予備知識のない人が見たら何のことだかさっぱり分からないだろう。試しに買ってみようと思い小さなサイズを探したが、600ml入りのボトルしか置いてなかった。値段も普通の醤油よりじゃっかん高め。「マズかったらどうしよう」と少し迷ったが、GABAフリークとしては放っておけず購入。まだフタを開けていないので味や効果については後日報告。

GABAについてはたまにTVなどで取り上げられたりしているようだが、世間の認知度はイマイチ。いったいどれぐらいの人が「GABAがアミノ酸の名前」であることを知っているだろうか。

私はじつは、「すでにGABAは終わりかけている」と感じていた。コカ・コーラやグリコなどのそうそうたる企業が大キャンペーンを仕掛けてもあまり盛り上がらなかったからだ。そんな中でヤマモリは「本醸造 ギャバ醤油」を発売して勝負に出た。コーヒーやチョコと違い、まいにち日常的に使うものにGABAを採用した初めての商品だろう。新発売の「ギャバ醤油」が定着するか否かは、これからの世間の評価を待つしかない。

2006年08月30日

万博回顧6 〜幻の名所、大階段の謎〜

誰も訪れない豪華絢爛なホテルやテーマがよくわからないテーマパークなど、ムダな公共事業がニュースのネタになることは少なくない。愛知万博にもじつは“大いなるムダ”といえる建造物が存在した。それがこの巨大な階段。

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東ゲートとバスターミナルを結ぶルートのちょうど中間にあり、下から見上げるとその姿は壮観ですらあった。じつはこの大階段、開幕から閉幕まで、ついに1回も使われることがなかった。では、来場者はどのように通行していたかというと、左端のエスカレータ(屋根がある部分)とエレベータを使用していた。だから混雑日の帰宅時にはいつも、エスカレータ待ちの大行列ができていた。疲労と蒸し暑さでイライラした人が、「どうして階段使わせないの!」なんて警備員にくってかかっていたものだ。

もっとも、混雑時の事故防止のため一時的に使用を止めるなら話はわかるが、人がまばらな時間帯でも閉鎖したまま。ついには誰も足を踏み入れないまま閉幕を迎えたのである。関係部署からの指導か自己規制かはわからないが、なぜ“使えない”ことが設計段階で気づかなかったのか理解に苦しむ。これ、民間だったら担当者は何らかのペナルティを受けるだろう。どうせなら大階段にかける予算をエスカレータにつぎ込み、100機ぐらい横にならべて“エスカレータ版 白糸の滝”を造ってほしかった。きっと冷凍マンモス並みの話題をさらったに違いない。
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2006年08月29日

パイロットだって死にたくない。

空港で飛行機を見るのは好きだが、乗るのは嫌いだ。飛行機に乗らなければならいないと決まったその日から、何事にもビクビクソワソワしてしまう。飛行機のどこがいちばん嫌かというと、「緊急時に自分の力でどうすることもできない」感が強いからだ。たとえば船の場合。万一沈没しかけても、泳いで脱出する自分をイメージすることはできる。クルマや鉄道の事故でも、実際に可能かどうかは別として「自力で脱出」というイメージをとりあえずは描くことができる。

ここで重要なのは、頭の中で「助かるイメージができるか否か」だ。飛行機では(地上での事故以外)、どう考えても頭の中で助かるシミュレーションが描けない。その“精神的な閉塞感”が恐怖なのだと思う。とはいえ私の場合、水平飛行で揺れがないときはわりと平気なので「飛行機恐怖症」とまではいえないだろう。しかしいったんカタカタ揺れ出すとたえずCAの一挙一動を見逃すことができなくなる。「CAが笑っていれば大丈夫」という安易な考えからだ。

先日ANA機に乗ったとき、キャプテンから揺れが予想される内容の機内放送があった。普通なら「揺れましても飛行には影響ございません」ぐらいの表現なのだが、このときのキャプテンは「激しい揺れが起きましても、機体や飛行への影響はまったくございません」といった。ポイントは「激しい」と「まったく」というワードだ。単に「揺れましても」の場合、「強く揺れたらどうなんだろう・・・」という不安を残す。この点、「激しく」揺れても「まったく」大丈夫なんだから心強い。人によっては「激しく」という言葉だけに反応して恐怖を感じるかもしれない。しかし少なくとも私はこのキャプテンの一言でかなり精神的に落ち着いた。実際その後かなり強い揺れがあったのだが、いつもより怖さを感じなかった。

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以前、飛行機恐怖症を克服する本を書店で立ち読みしたことがある。そこには飛行の仕組みや航空機事故に遭う確率の低さなどが事細かに書かれていた。しかし飛行機が怖い人は、そんな理屈やデータを示されてもなんの特効薬にもならない。半ばあきらめの気持ちでその本を閉じようとしたとき、ある一文が目に飛び込んできた。

「パイロットだって死にたくない」

このひと言を見た瞬間、スッと肩の力が抜けたように感じた。そういえばパイロットも私と同じ人間だ。食事もすれば用も足す。家族だっているし、悩みや希望もあるだろう。無機質な金属のカタマリである飛行機に身を委ねるのではなく、同じ人間、つまり“自分と同じ恐怖を共有できる”生身のパイロットに命を預けるという考え方に切り替えてから、私の飛行機恐怖症はかなり薄らいだ。


しかしながら、航空機事故はなくならない。先日のウクライナに続き、今度はアメリカだ。飛行機の墜落事故のニュースを見聞きするたび、「人類が空を飛ぶのは、じつはまだかなり無理がある行為で、本来ならあと500年ぐらい先の技術を先送りして使っているだけなのかもしれない」と考えてしまう。鳥や昆虫たちは、自力で空も飛べない人類を「下等生物のくせにいばりやがって」なんて思ってるかもね。

2006年08月28日

マックでドラえもんゲット!

フジテレビがガチャピン、NHKがゴン太くん。では、テレビ朝日は?
もちろんドラえもんだ。ということで、日曜日にマクドナルドへ。なぜマックかというと、いまこんなキャンペーンをやっているから。ハッピーセットを注文すると、ドラえもんのオリジナルおもちゃが一つついてくるのだ。前半の1週間と後半の1週間でそれぞれ3種類ずつ、計6種類登場する。まずは前半の3種を、品切れとなる前になんとしても揃えなくてはならない。


まずは朝食、ハッピーセット。
「ドラえもん ジーンマイク」ゲット。
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昼食、ハッピーセット。
「ドラえもん 水中バギー」ゲット。
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夕食、ハッピーセット。
「ドラミちゃん ジェットフラワー」ゲット。
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これで前半の3種コンプリート。でもハンバーガーとポテトはもうたくさん。カロリー過多が気になったのでマックのホームページで調べてみた。すると、ハンバーガーが251kcalでポテト(S)が230kcalだった(飲み物はお茶にしたのでカロリーゼロ)。1食481kcal×3食で1443kcal。意外にも日本人の平均摂取カロリーよりずっと少ない。しかし炭水化物や脂質が多いので、やはり食べ続けると“効率よく”太ってしまうみたい。来週の3種類ゲットに備え、今から「肉断ち」だ。

2006年08月25日

ゴン太くんは断じて○○なんかじゃない!

先日、ガチャピンのブログについて話した。

そのとき思った。
「フジテレビがガチャピンなら、NHKはゴン太くんだろう」と。

そこでさっそく、ゴン太くんもブログを書いていないのか調べてみた。すると、ブログはやっていないものの、不定期で「ゴン太くんのひみつ」というコラム(NHKエンタープライズ内)を連載していることが分かった。さっそく読んでみたが、残念なことにゴン太くんの語りではなく、100%制作者目線の文章。考えてみればゴン太くんは「ウゴホ、ウゴホ」という言葉しかしゃべれないので、文章を書くのも苦手なのだろう。

まあ、それはいい。しかし・・・・許せないのはその内容。なんとゴン太くんがじつは着ぐるみであることを暴露してしまっているのだ!

ご丁寧にゴン太くんの中に人間が入っている「透視図」まで掲載してるし。これを子どもが見たら何と思うだろうか。大人の私だってショックだ。ゴン太くんはゴン太くんであり、断じて「命」の通っていない着ぐるみなんかではないのだ。着ぐるみだと認めることは、30数年育んできたゴン太くんとの思い出を放棄することに他ならない。もしもガチャピンブログで、「ぼくの中にはおじさんがはいってるんだよ。セリフは当てレコなんだ!」なんていってしまったらどうなるか。夢を汚された子どもや大人たちのクレームにより、ブログは大炎上することだろう。

着ぐるみであることを暴露したのが第三者のホームページやブログならまだいい。「そんなのうそだ」と思えば済むから。しかし本家本元のNHK(エンタープライズ)が「着ぐるみ」だと断言してしまうのはいかがなものか。“お約束”を破ってしまった罪は軽くない。

ちなみに「ゴン太くん」とは、今から40年ほど前にスタートした「できるかな」という子ども番組のメインキャラクター。パントマイマーのノッポさん(高見映)との絶妙なかけあいで、毎回、身近にあるものを利用して楽しい工作を披露してくれた。「ひらけ!ポンキッキ」と並び、私が大好きだった番組だ。

ゴン太くんの中に人が入っているイラストを見たときの脱力感は、一生忘れることはないだろう。
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2006年08月24日

実験! 自転車でハンガーノックを体験する。

「ハンガーノック」とは、クルマでいえば「ガス欠」のこと。エネルギー(食べ物)の補給無しで運動し続けた結果、極度の低血糖状態に陥り体が動かなくなってしまう現象のことだ。

自転車は、人間の体の中でもっとも「筋肉」が集中している「大腿部」を動かし続けるスポーツだ。筋肉は体の中のエネルギーを燃やして動くため、自転車のペダルをこぐということはすなわち、極めて短時間で多くのエネルギーを消費することに他ならない。だからサイクリングは、もっともハンガーノックを起こしやすいスポーツの一つであるといえる。ほとんどのサイクリング指南書にも、「出発前には必ずエネルギー補給(食事)を」と書いてあるし。

そこで、やってみた !

ハンガーノックとはいったいどのような状態になるのか、身をもって体験してみた。実験方法は簡単だ。朝、何も食べずに自転車であてもなく出発。何キロ走ったら動けなくなるか試すだけ。とはいえ、これは危険極まりない行為であるため、以下の2点を条件に課した。
●水分(低カロリースポーツドリンク)だけはつねに補給し、脱水症や熱中症を防ぐこととする。
●体に少しでも変調を感じたら、実験は即中止とする。

スタート時(午前10時)は気温29℃で曇り。真夏のサイクリングとしてはまあまあの日和だ。最後に食事をとったのは前日の夜8時だから、じつに13時間ほど何も食べていない状態だ。

スタートして2キロ地点。体の変化はまったくなし。のども渇いていなかったが、念のため水分補給。5キロ地点。全身から汗がにじみ出てきた。信号待ちのたびに水分補給。8キロ地点でスポーツドリンクが無くなる。自販機で追加購入。10キロ地点。やや疲れを感じたものの、流れる汗が心地よい。12キロ地点から尻が痛くなり始める。これもいつもと同じ現象だ。15キロ地点に至ってもいつもと変わらない。むしろ爽快。

これまで自転車で遠出するときは必ず何かを食べてから出かけるようにしていた。今回初めて空腹のまま15キロを走り続けたが、ハンガーノックに襲われることはなかった。

で、調子に乗ったのがいけなかった。18キロ地点を過ぎたあたりで、突然カラダの力がガクンッと抜け落ちた。おかしいな、と思う間もなく、今度はズッシリと人ひとり背負っているような感覚に襲われた。徐々に違和感が増していったのではなく、何の前触れもなく急にカラダが動かなくなったのだ。頭が痛いわけでも吐きそうになったわけでもない。不思議なことだが、疲れはまったく感じなかった。カラダの力が抜けて動かない。ただそれだけだ。

未体験ゾーンの感覚に「こりゃヤバイ」と急いで自転車を止め、なりふり構わず歩道上に座り込む。しばらくボーっとしていると、目の端にコンビニの看板が映った。気力を振り絞って立ち上がり、なんとかコンビニ店内へ。何かに導かれるように、普段はぜったい買わないようなチョコレート菓子と豆大福を迷うことなく購入。なぜそれらを選んだのかは未だに自分でも分からない。おそらく防衛本能が「糖分を補給せよ!」と命じたのだろう。

店を出るやいなやチョコと大福をむさぼり食った。するとどうだろう、さきほどまでのカラダの重さが嘘のようになくなったではないか!大袈裟にいっているのではない。エネルギー(チョコ&大福)を補給したら、本当にすぐ回復してしまったのだ。「人間のカラダってこんなに単純なんだ」と、しみじみ実感。しかし、たまたまコンビニがあったからよかったものの、もしもなかったら今頃は・・・

結論。
空腹のまま自転車で走り続けると、
18km地点で突然ハンガーノックに襲われる(私の場合)。
実験終了。

※今回の実験はたいへん危険なので、よい子は決してマネしないでね。
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2006年08月23日

万博回顧5 〜のりもの万博〜

さまざまな乗り物(会場内移動手段)も、愛・地球博を語る上で外せない。まず特徴的だったのが、長久手会場と瀬戸会場を結ぶ「モリゾー・ゴンドラ」。
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窓から見下ろす「海上(かいしょ)の森」は美しく、それだけでも下手なパビリオンよりよっぽど楽しめた。このモリゾー・ゴンドラ、ルート下に住宅街が含まれており、開幕前にはそのプライバシー対策で博覧会協会をかなり悩ませた。

そこで採用されたのが、住宅街上空にさしかかるとゴンドラの窓が一瞬で真っ白になるテクノロジー。今まで透明だったガラスが瞬間的に白くなるのでちょっと驚く。それに、宙ぶらりんの状態で外の様子が確認できない閉塞感は、少なからず心拍数を上昇させた。とはいえ無料だったので文句はいえないが。

ちなみに長久手会場内を南北に結んでいたのは「キッコロ・ゴンドラ」。こちらは有料(600円)だったので1回しか乗らなかったが、眼下に広がる万博会場はなかなかのものだった。二つの会場を結ぶ移動手段はもう一つあった。それが「燃料電池バス」。別名をFCHVバスといい、排出されるのはわずかに「水」だけというスグレモノ。私はモリゾー・ゴンドラの揺れがちょっと恐かったので、会場間を移動するときはもっぱらこのバスを利用していた。

長久手会場(メイン会場)内の移動手段でもっとも目立っていたのは、グローバル・ループ(メイン通路)上を走っていた「グローバル・トラム」だろう。
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大人の早歩きとほぼ同じのゆったりとした速度なので、せっかちな私は少しイライラした憶えがある。現在は三重県の「ナガシマスパーランド」という遊園地で、駐車場とエントランスを結ぶ送迎バスとして活躍している。

“平成の人力車”ともいえる「自転車タクシー」も、最盛期には行列ができるほどの人気だった。そのうちドイツの「ベロタクシー」は、今でも都市部や観光地などで走っている姿をたまに見かける。
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そして万博の輸送手段の主役が、新交通システム「IMTS」だ。
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その特徴は、大型バス(会場内の一部では鉄道扱い)3台が無線通信によって互いに隊列を組みながら、ドライバー無しの自動運転で走行するというもの。道にレールが敷かれているわけでもないのに、運転手なしで走る様子は奇異ですらあった。まさに世界のトヨタが誇る未来の交通システム!万博終了後は全国から問い合わせ殺到!・・・のはずだったのに、安全装置が過度に反応。途中で止まるなどのトラブルを頻繁に起こしてしまった。そのたびに有人運転に切り替えていたが、「これじゃただのバスじゃん」という失笑が車内に広がったのはいうまでもない。

下はIMTSを運転するモリゾー。
ちなみにキッコロは子どもなので運転できない。
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2006年08月22日

実験! ふらの日帰り観光は可能か!?

名古屋から北海道の富良野まで日帰りで行けるか。
行けたとして、どれだけ楽しめるか実験してみた。

まずは有志二人と中部新国際空港で合流。ハードな実験となりそうだけに、皆の顔には早くも疲労と緊張の色が浮かんでいる。

荷物検査を終え、新千歳行きの始発便(7:30発)に搭乗。快適なフライトを実感するヒマもなく、約90分でアッという間に北の大地へ。間髪入れず「快速エアポート」に乗り込み札幌に向かう。約40分。駅に着くやいなや猛ダッシュでバス乗り場へ駆け込む。幸い迷うことなく、富良野行き高速バスに滑り込みセーフ。

乗り物の乗車スケジュールはすべて日帰りで帰れるギリギリを設定。富良野滞在時間も1時間30分が限界だ。一つでも乗り損ねたら、それはすなわち実験の失敗を意味する。

札幌〜富良野間は2時間ちょっとのバスの旅。ジュースぐらい買っておけばよかったと後悔する。車窓からの景色にしばし旅情を味わうものの、座席の硬さ、窮屈さに耐えかね、何度も体の向きを変える。

富良野に到着したときはすでに昼をかなりまわっていた。
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駅前には観光客の姿がチラホラ。ドラマ「北の国から」の舞台となった麓郷エリアはここからさらに1時間ほどかかるという。往復だけでも2時間。無理だ。

富良野駅前には商店街が広がっているが、閑散としていた。300メートルほど歩くと「三日月食堂」なる飲食店を発見。
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空腹だったこともあり、さっそく入ってみた。すると、壁のあちこちに「北の国から」の出演者達のサイン色紙が飾られていた。どうやらこの食堂は、ドラマにも登場した“由緒正しい”店らしい。「みそラーメン」を食べたが、あっさりした味付けでおいしかった。

「三日月食堂」を出たあとは、いよいよ観光タイムだ!といっても富良野観光のメイン、「麓郷」エリアまで足を伸ばすことは不可能。誰も歩いていない商店街をひたすらさまようのみ。そうこうしているうちに、帰りの電車の時間が迫ってきた。富良野(駅前)観光、終了。

名残惜しいという感情すら浮かばないまま、JR北海道の「富良野ラベンダーエクスプレス」へ乗り込む。
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往きの高速バスと同じく2時間ほどで札幌へ。札幌到着後、全力疾走に近いダッシュで「快速エアポート」に駆け込み乗車。再び新千歳空港に到着したのは19時20分ぐらい。ちなみに帰りの飛行機の離陸時刻は19時40分(最終便)だ。おみやげなんて物色している余裕はない。トイレに行ってるヒマもない。

帰りも往きと同じく約90分のフライトだ。慌ただしい一日を思い返しながら、しばしの眠りにつく・・・と、いう間もなく、中部新国際空港に帰還。22時。3人は重苦しい疲労だけを抱え、それぞれの家路についた。

結論。
名古屋〜富良野は日帰り可能。
しかしそのほとんどは乗り物の中で過ごすこととなり、観光は不可能。
以上。
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2006年08月21日

初体験は激しく○○○・・・

私が初めてインターネットを体験したのは、
今から10年ほど前の春だった。
会社近くの書店に「インターネットコーナー」がオープンしたと聞き、
興味本位で行ってみた。たしか30分500円取られたような。

15分ほど待ってやっと自分の番が回ってきた。
インストラクターに簡単な説明を聞き、
期待に胸をふくらませながら、いざ初アクセス!
・・・が、しかし、印象はズバリ「使えね〜」だった。
当時はまだISDNという言葉すら誰も知らない時代。
まず、止まっちゃったのか接続中なのか分からないほど、
激しく重いアクセスに閉口。
そして検索エンジンとは名ばかりの、
でたらめな検索結果にガックシ。
インターネットに「図書館代わり」を期待していたのだが、
その目論見はもろくも崩れ去ったのだった。
イングも割と早くインターネットを導入したが、
当初はそんなこんなで、なかなか使う機会がなかった。

さらに20年前にさかのぼれば、
「インターネット」という概念すら頭になかったのはいうまでもない。
当時はFDDがパソコン本体よりも高価(安くて30万円ぐらい?)で、
みんなせっせとカセットテープにデータを保存していた時代。
セーブ、ロードともに恐ろしく時間がかかったのを憶えている。

もちろん「OS」なんて洒落たものも存在しない。
ではどのようにマイコン(当時の呼び方)を使っていたかというと、
雑誌に書いてあるゲームのプログラムをシコシコ打ち込み、
マイコン上で「RUN」させて遊んでいたぐらい。
上級者はもっと活用していただろうが、
私にできるのはそこまでだった。

そして現在。インターネットもコンピュータも劇的な進化を遂げた。
その進化スピードは年々加速しているようにさえ感じる。
ほんの一年前の「驚き」が、すぐに古くさくなってしまう。

新しいテクノロジーや話題についていくだけで精一杯の毎日だ。
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2006年08月18日

“自転車多国”日本の矛盾。

自転車はどこを走らなければいけないか。

答えは、車道。正確には車道の左端だ。
これはしっかりと道交法に明記されている。
「え、歩道じゃないの?」と思われる方がいるかもしれない。
現実は歩道を走っている自転車が大半だから。
自転車はあくまでも「許可された歩道(車道側)のみ」通行を許される。
だから人がやっとすれ違えるような狭い歩道を、
我が物顔で疾走する自転車のほとんどは“違法”だ。
歩道はあくまでも歩行者のための道であり、
自転車はその歩行を妨げてはならないし、
ベルを鳴らして歩行者をどかせる権利もない。

逆にいえば、自転車は車道の左端を走行できる権利を持っている。

しかしながら、このことを知っている
クルマのドライバーはほとんどいない。
「あの自転車、車道走ってジャマだな」という感覚。
かくいう私がそうだったんだから間違いない。
「自転車は車道(の左端)を走るもの」という認識自体が無いに等しいのだ。

これは日本の自転車文化が「ママチャリ(軽快車)」中心なためだと、
あの疋田智さんも著作で語っていたように思う。
つまり、「ママチャリ=遅い=車道をチンタラ走ると危ない」という図式。
車道を颯爽と走っているのは大半が
スポーツ自転車(とりわけロードバイク)だろう。
運動不足の私が乗っているMTBでさえ、
こぎ出してすぐ20km/hぐらいに達する。
ちょっと見通しのいい道路なら、30〜40km/hは軽い。
しかしママチャリの場合、こぎ出しからスピードに乗るまで時間がかかるし、
20km/h以上で巡行しようと思ったらかなりの体力を消耗する。

現実問題、すべての自転車が車道を走り出したら
かなり危険な状態になるだろう。
しかしながら、歩道上を歩行者と自転車が
入り乱れて走るのもまた危険なことは間違いない。

数だけ世界第3位の“自転車大国”日本。
警官が、自転車に乗っている小学生に
「危ないから歩道を走りなさい」という矛盾が解消されるまでには、
まだまだ長い年月がかかりそうだ。


<参考>疋田智氏メルマガ258号
タグ:自転車
posted by ingweb at 12:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自転車でGO!